W杯予選に臨む柴崎岳の心構え「全ては相手によって成り立っている」
ゲキサカ / 2019年9月8日 23時46分
臨機応変——。森保一監督が日本代表の監督に就任して以降、ことあるごとに繰り返してきたフレーズだが、MF柴崎岳(デポルティボ)もその重要性を指摘する。「全ては相手によって成り立っている」。中盤の要を担う副将は相手の出方に応じた戦い方をすることで、これから始まるアジアの戦いを勝ち抜いていく構えだ。
カタールW杯アジア2次予選のミャンマー戦を2日後に控えた8日、柴崎は対戦相手の戦い方に言及した。「後方からビルドアップしようとしているのがよく分かるし、前線の選手も小柄でテクニックのある選手が多くいる」。格下とされる相手でも事前分析は怠らず、しっかりと情報を頭に入れて戦おうとしている。
さらには「相手が何を嫌がって、何を快適としているかを見ないといけない」との言葉も。そうした相手の顔色は「試合の中で色んなバリエーションをやることで見つけ出す」もの。「森保ジャパンになってからの形もそうだけど、そうではない時の部分も考えながらシチュエーションに合った攻撃をしかけていきたい」と試合の中で柔軟に対応していくつもりだ。
そうした“臨機応変さ”はピッチ内だけでなく、ピッチ外でも活きると考えている。「時差や環境適応、移動距離も含めてアジアの戦いだと思っている」と語った柴崎は「その時の状況で何ができるかという最適解を求めていくこと、その思考を止めないこと、環境に適応していくことが最低限やるべきこと」と心構えを述べた。
そんな柴崎にとってW杯予選は2度目だが、前回は2次予選初戦のシンガポール戦(△0-0)、サブ組で臨んだ最終予選最終戦のサウジアラビア戦(●0-1)に出場したのみ。「チームが達成すべき目標があるので、チームの一部分としてしっかりと働きながら、チームが成功を収めるために働くだけ」。森保ジャパンでは主軸を担う背番号7はいたって冷静にW杯を争う長期戦に臨む。
(取材・文 竹内達也)●カタールW杯アジア2次予選特集ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
U―23日本代表、“開催国の笛”警戒も鋼のメンタルで動じず8大会連続五輪切符王手だ
スポーツ報知 / 2024年4月25日 5時30分
-
浦和DF宇賀神「今はみんな迷いながらやっている」 ヘグモ監督イズム体現に必要な臨機応変さ
FOOTBALL ZONE / 2024年4月16日 8時30分
-
遠藤の両親が「航」に込めた願い デビュー後は苦悩も…リバプール移籍で実現“最高の親孝行”【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年4月13日 7時10分
-
「良いシミュレーションになる」パリ五輪へ向けてアメリカ遠征に臨むなでしこジャパン、池田太監督は「選手の成長を見守り、促していきたい」
超ワールドサッカー / 2024年3月28日 20時55分
-
森保監督の采配が“進化”していた北朝鮮戦。「1点しか取れなかった」日本代表に期待しても良い理由
日刊SPA! / 2024年3月28日 15時51分
ランキング
-
1【U-23】パリ五輪消滅の韓国 相手GKの〝挑発〟行為を非難「腰をフリフリ嘲笑した」
東スポWEB / 2024年4月26日 21時7分
-
2大谷翔平は「クレイジーだ」 異次元数値連発も…ド軍4番が称賛する“真摯な取り組み“
Full-Count / 2024年4月26日 9時15分
-
3ド軍指揮官 次戦の敵地Bジェイズ戦で大谷は「歓待を受けるべき」FA騒動も「彼が何かしたわけでない」
スポニチアネックス / 2024年4月26日 5時22分
-
4《大谷翔平の伝記絵本》水原一平容疑者の姿が消失、出版社は「協議のうえ修正」 大谷はトラブル再発防止のため“側近再編”を検討中
NEWSポストセブン / 2024年4月26日 7時15分
-
5大谷翔平に「難癖をつけたい」 辛口NY紙記者が要望「恋愛事情を知る必要はない。しかし…」
THE ANSWER / 2024年4月26日 15時3分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください