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[Rookie League]B League優勝の矢板中央が堅守で“下剋上”。上位リーグの西武台破り、全国王手!

ゲキサカ / 2019年9月9日 22時20分

B League優勝の矢板中央高が全国出場に王手を懸けた

[9.8 Rookie League関東プレーオフ1回戦 西武台高 0-1矢板中央高 時之栖うさぎ島G]

 8日、全国ルーキーリーグ交流大会への出場権を懸けた関東プレーオフ1回戦が行われた。「2019 Rookie League」A League3位の西武台高(埼玉)と同B League優勝の矢板中央高(栃木)が激突。1-0で勝った矢板中央がA League2位・桐光学園高(神奈川)とのプレーオフ2回戦(代表決定戦)進出を決めた。

 関東・静岡の強豪18校で行われた「2019 Rookie League」の全国出場枠は2。上位リーグであるA Leagueの優勝校・前橋育英高(群馬)とプレーオフの勝者が全国大会に出場するレギュレーションとなっている。2つめの代表権を懸けた戦いの1回戦で、矢板中央が“下剋上”を果たした。

 矢板中央は序盤からパワーを持って西武台を押し込んだ。空中戦で強さを発揮するFW林廉斗や縦へグイグイと仕掛けるFW久野木力丸、ボールに多く絡むMF大畑凛生を中心に相手ゴールに迫り、久野木やMF唐橋玖生が決定的なシュートを打ち込む。身体能力の高いCB島崎勝也のロングスローも交えた攻撃で西武台にプレッシャーをかけた。

 対する西武台はファインセーブを見せるGK浅沼李空や声と気迫溢れるプレーが印象的なCB河澄直弥を中心に凌ぐと、ダイレクトのパスを交えた攻撃で反撃。12分にはMF松原海斗のスピードに乗ったドリブルを起点とした攻撃から、最後はMF柿崎将希がカットインシュート。だが、矢板中央はGK藤井陽登が横っ飛びでシュートをはじき出した。

 32分、矢板中央が先制点を奪う。CK後の流れからCB森山駿がDF背後へボールを送る。これでDFと入れ替わった左SB星景虎がGKとの1対1から右足シュート。アタッカーのポジションも兼ねる左SB星のゴールで、矢板中央がリードを奪った。

 西武台は前半終盤にボールを支配する時間を伸ばす。左右へキックを振り分けるMF福沢安莉を中心としたパスワークで反撃し、後半立ち上がりには決定的なシーンも作り出した。

 最前線のFW市川遥人にクロスを通すなど、ゴール前のシーンを作った西武台だったが、B Leagueの7試合でわずか1失点の矢板中央DF陣は鉄壁。B LeagueMVPのGK藤井やベストDF賞のCB森山、タイミングの良いインターセプトを見せていたMF小出勇翔らを中心に得点を許さない。西武台は後半終了間際、CB原田蓮斗のスルーパスにMF遠藤優太郎が反応したが、飛び出したGK藤井が身体を張ってキャッチ。矢板中央が1点リードを守り抜き、1-0で勝利した。

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