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バルセロナが16強で散る…激闘を制したビルバオがコパ・デル・レイ準々決勝へ!

ゲキサカ / 2022年1月21日 8時21分

ビルバオがバルセロナに勝利

[1.20 コパ・デル・レイ4回戦 ビルバオ 3-2(延長) バルセロナ]

 コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)4回戦が20日に行われた。ビルバオはホームでバルセロナと対決し、延長戦の末に3-2で勝利。バルセロナはベスト16で敗退となった。

 両チームは昨季の決勝でも対戦。バルセロナが4-0で快勝し、3シーズンぶりの大会制覇を果たした。

 リベンジを目指すビルバオは前半2分に先制する。スピードを生かしてPA内右に進入したFWイニャキ・ウィリアムスが折り返し、ファーに流れたボールを拾ったFWイケル・ムニアインが右足でシュート。角度のない位置から鮮やかな弾道でネットを揺らし、1-0とした。

 一方、連覇を狙うバルセロナは前半20分に追いつく。複数人が絡んだパスワークからMFセルヒオ・ブスケツがPA内左に送り、受けたFWフェラン・トーレスが右足でコントロールショット。巻きながらゴール右に突き刺さり、F・トーレスにとっては加入後初得点となった。

 その後、1-1のまま終盤を迎えると、次の1点を奪ったのはビルバオ。後半41分、左サイドのFKからキッカーのムニアインが右足でクロスを送り、ファーのMFアレックス・ベレンゲルが頭で折り返す。GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンに当たったボールをファーのDFイニゴ・マルティネスが倒れながら左足でねじ込み、勝ち越しゴールを挙げた。

 しかし、昨季王者のバルセロナも意地を見せる。後半アディショナルタイム3分にパワープレーの流れからPA内右のDFダニエウ・アウベスがオーバーヘッドで中央へつなぎ、MFペドリが反応。左足で強烈なシュートを突き刺し、土壇場で2-2とゲームを振り出しに戻した。

 延長戦で一気に逆転を図るバルセロナだったが、後半途中に出場していたFWアンス・ファティが筋肉系のトラブルで延長前半6分に交代するアクシデント。すると同14分、ビルバオFWニコラス・ウィリアムスのクロスがPA内のDFジョルディ・アルバの右腕に当たったとして、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を経てビルバオにPKが与えられる。

 延長前半アディショナルタイム1分にPKキッカーを務めたのはムニアイン。右足でゴール左に蹴り込み、ビルバオがこの試合3度目のリードを奪う。バルセロナは失点後にペドリが負傷交代。そのままビルバオが3-2で逃げ切り、ベスト8に駒を進めた。
●コパ・デル・レイ2021-22特集
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