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日本代表W杯アジア最終予選メンバー発表 森保一監督・反町康治技術委員長オンライン会見要旨

ゲキサカ / 2022年3月16日 17時45分

——旗手怜央の起用ポジションはどこで想定しているか。
「いまやっているポジションが一番いいポジションかなとは思っている。セルティックではインサイドハーフで多くの時間プレーしているので、そこが一番プレーしやすいところかなと思う。だが、われわれの代表活動においては同じシステムだけではなく、そして同じポジションだけでなく、複数のポジションの起用も考えて招集させてもらっている。ポジションだけでなく、皆さんもお分かりのとおり、本来であればフィールドプレーヤー20人とGK3人というところがジャストな招集人数の中、プラスで選手を招集させてもらっている。選手たちの状況を見極めて試合に臨むメンバーを決めていかなければならない」

——いまは中盤3枚が機能しているが、一人でも欠けると厳しくなる懸念もある。いまの中盤3枚をどのように捉えているか。システムにこだわりはないと思うが、現場の中盤の構成をどう考えているか。
「前回のわれわれの戦いであったり、過去を振り返って直近を見ていくと。4-1-4ー1というか4-3-3の形で戦っている時間が多くなっている。その中で起用している3選手ということで、コンビネーションやバランスはいいものを見せてくれていることは間違いない。だが、彼らだけでチームが構成されているわけではないし、途中交代あるいは先発で代わっても力を発揮してくれる選手がいる。なおかつシステム的にも前回の中国戦においては途中で形を変えることもした。そこは選手たちのコンディション等々を見ながら柔軟に考える。そしてオーストラリア戦への準備でどういう形でいったほうがいいのか、どういう選手を起用したほうがいいのかを、残りの期間、選手が集合してから最終決断したい」

——これまでもメンバーを多めに呼んでいた時もGKは3人だったが、今回4人を招集した理由は。また最終ラインについても左サイドバックだけ3人を呼んでいる。たとえば長友佑都がコンディションの影響で試合にあまり出られていない影響もあるのか。
「GKについてはこれまでの代表活動でも今回招集させてもらった4人は多くの機会で招集させてもらっているということ、代表としての力を持っているということが大前提で招集させてもらっている。さらに今回は川島(永嗣)、シュミット(・ダニエル)に関しては試合直前の合流になってしまうので、練習の機会が1回できるかどうかという集合になる。それまでの練習の機会は権田と谷が怪我で問題なければGK1人体制で過剰な負荷がかかるより、2人でトレーニングができる。2人でトレーニングをすることでGK2人を使いながらのコンディショントレーニング、戦術的なトレーニングができるということも加味して招集した。サイドバックは長友のところにコンディション的な不安があるから、プラスで招集させてもらったことではない。DFライン全体を考えて招集させてもらっている。中盤も前線も含めて、各ポジション一人ずつ本来の招集よりも多く招集させてもらっている。長友に関してはルヴァン杯ではなく、リーグ戦で後半から出場しているし、いいプレーをしていて、チームに機能をもたらせる、チームを勝たせる役割を全うできるところは見せてもらったし、ハードに動けることを確認できている。今週の試合も含めていいパフォーマンスを練習から発揮してもらい、試合に先発から出られるように見ていきたい」

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