1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

[プレミアリーグWEST]後半ATの決勝弾で魂の逆転勝利!伝統の静岡ダービーは磐田U-18が劇的に制す!

ゲキサカ / 2022年4月9日 22時50分

ジュビロ磐田U-18は後半ATの決勝弾で逆転勝利を収め、静岡ダービーを制す!

[4.9 プレミアリーグWEST第2節 磐田U-18 2-1 清水ユース ゆめりあ]

 サッカーの世界には、『負けてはいけない相手』というものが存在する。たとえばバルセロナにとってのレアル・マドリー。たとえばインテルにとってのミラン。そして、それがジュビロ磐田にとっては清水エスパルスであり、清水エスパルスにとってはジュビロ磐田であることに、議論を挟み込む余地はない。

「練習から繋ぐということを意識して、サイドの崩しも結構やっているので、最後の最後でその練習が実を結んだというか、ゴールという結果に繋がったのかなと思いますし、そこはみんなダービーを意識していたからだと感じました」(磐田U-18・後藤啓介)。

 白熱の静岡ダービーは、後半アディショナルタイムの決勝弾でホームチームが逆転勝利。9日、高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグWEST第2節、ジュビロ磐田U-18(静岡)と清水エスパルスユース(静岡)が激突した一戦は、1-1で迎えた後半45+4分にDF李京樹(2年)が執念でゴールを挙げた磐田U-18が、劇的に白星を掴み取っている。

「もちろん負けてはいけないのがダービーですし、それはトップもユースもジュニアユースもそうで、お互いがこの静岡県の中でのライバルチームであり、切磋琢磨できるようなこういうゲームはダービーしかないので、私自身も選手の時と同じような気持ちの中で、彼らには『絶対に負けてはいけない』というところは伝えました」と清水ユースの澤登正朗監督も口にした、3年ぶりにプレミアの舞台で実現した静岡ダービーは、ともに慎重な姿勢でゲームを立ち上げる。

 清水ユースにアクシデントが起こったのは前半10分。チームの中心を担う10番のボランチ、MF山田理矩(3年)が負傷でプレー続行が難しく、MF星戸成(2年)との交代を余儀なくされると、「なかなかフィニッシュまで持っていけていなかったですね」と指揮官も振り返ったように、ボールこそ動くものの、手数を繰り出せない。

 ただ、それは磐田U-18も同様。「守備は自分たちから取りに行くこと、攻撃はしっかりボールを動かしながら、相手の背後を狙っていくことを共有していましたけど、どちらもできなかったですね。みんな頑張ってくれていましたけど、前半にあまりいいイメージはなかったです」と前田遼一監督。23分には左サイドからFW伊藤猛志(3年)が折り返したボールを、MF後藤啓介(2年)が枠内シュート。ここは清水ユースのGK北村風月(2年)がファインセーブで凌ぐも、前半の決定機は両チームを通じてもこれぐらい。スコアレスで最初の45分間は終了した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください