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[プレミアリーグWEST]後半ATの決勝弾で魂の逆転勝利!伝統の静岡ダービーは磐田U-18が劇的に制す!

ゲキサカ / 2022年4月9日 22時50分

「1回預けて走ったら良いボールが来て、そのあとはたぶん相手がクロスを意識していたので、シュートを打ってみようかなと思って」右足一閃。意志を帯びたボールは、左スミのゴールネットへ飛び込んでいく。

「メチャクチャ嬉しかったです」(前田監督)「嬉しかったですね。『よくやった、キョンス!』って感じでした!」(後藤)「『最後はちょっとかましたろうかな』と思って、やっちゃいました(笑)」(李)。2年生右サイドバックのプレミア初ゴールは、ダービーの勝利を手繰り寄せる魂の決勝点。磐田U-18が勝負強さを披露して、ゆめりあの空に凱歌を上げた。

「本当にみんなで頑張ってくれましたね。途中から出た選手も凄く頑張ってくれましたし、本当に選手一丸となって掴んだ勝利かなと思っています」と前田監督も笑顔で選手たちの奮闘を称えた磐田U-18。ラスト10分での逆転勝利で開幕2連勝を飾る結果になったが、良い意味で肩の力の抜けた雰囲気も印象的だった。

「ダービーはもちろん負けられないですけど、そもそもダービーかどうかに関係なく、『1試合1試合全部勝たなくてはいけないな』と思っているので、そこはあまりこだわってはいなかったです」と李が話せば、後藤も「ダービーだからというのはあまり自分の中で意識していなかったですし、いつも試合前はどこが相手でも同じモチベーションで入っています」ときっぱり。意識しないはずがない“ダービー”という舞台を、あえて意識し過ぎないメンタルコントロールが、あるいはこの結果に結び付いたと考えるのは早計だろうか。

 もちろん清水ユースも、この経験を次に生かさないはずがない。「我々はこれで連敗なので、『肩を落としてしまうと、ズルズル行くよ』ということは彼らに伝えていますし、この負けを来週は自分たちが勝ち点3を獲るためにどう繋げていくのかを伝えてきました」と語った澤登監督は、「残念ながら今回はジュビロには負けましたけれども、『次はホームで勝ちます』ということだけ、皆さんに伝えておきます」と明言。9月にアイスタで行われる静岡ダービーの第2ラウンドが、今から非常に楽しみだ。

(取材・文 土屋雅史)
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