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[プレミアリーグEAST]「日本一のチームになるため、日本一の選手になる」。“ハッタリ”の流経大柏が後半AT決勝弾で劇的勝利!

ゲキサカ / 2022年4月16日 22時25分

流通経済大柏高はMF橿本心(6番)の決勝弾で劇的勝利!

[4.16 プレミアリーグEAST第3節 横浜FMユース 2-3 流通経済大柏高 小机]

 絶叫。歓喜。抱擁。劇的な決勝ゴールを叩き込んだ橿本心がピッチサイドへ向かって走り出すと、ベンチメンバーも含めたほとんど全員の選手が殊勲のスコアラーへと全速力で駆け付け、あらゆる感情がグチャグチャに溶け合った、大きな大きな輪ができる。

「今年はもう本当に『オラオラ系』みたいな感じの流経で、猫をかぶって『マジメです』みたいな感じでやっても無理なので(笑)、そういう感じが出たことで、逆に火が付いたというか、もう戦術がどうのこうのというのは置いておいて、『一緒にやろうぜ』みたいな雰囲気になったので、それが一番良かったかなと思います」(大川佳風)。

 これぞ流経と言うべき、殴り合った末のドラマチックな勝ち点3。16日、高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグEAST第3節、横浜F・マリノスユース(神奈川)と流通経済大柏高(千葉)が対峙した一戦は、流経大柏が2点を先行しながら、横浜FMユースも意地で追い付く展開の中、後半45+1分に途中出場のMF橿本心(3年)が決勝点を挙げた流経大柏が、今季リーグ戦初白星をもぎ取っている。

 先制点は開始早々の前半6分。右サイドでキャプテンマークを巻くDF大川佳風(3年)、MF大沼陽登(3年)とパスを繋ぐと、「相手が滑ると思ったので、右に切り返したら行けるかなと思った」と振り返るFW堀川大夢(3年)が冷静にマーカーを外しながらゴールネットへボールを流し込み、あっという間に流経大柏が1点をリードする。

 以降もペースはアウェイチーム。16分には右サイドからFW大堀柊人(3年)が枠内へシュートを打ちこむと、ここは横浜FMユースのGK高橋太陽(3年)がファインセーブ。17分にはMF竹原伸(3年)が、20分には堀川が相次いでフィニッシュを迎えるなど、「今年は『点獲りたい』ってやつばっかりだから(笑)」と榎本雅大監督も口にするアグレッシブさを披露する。

 一方、「ちょっと入りが悪かったので、『今日は動きが悪いのかな』と予想された中で、特に前半は攻撃でクオリティが出なかったですね」と大熊裕司監督も話した横浜FMユースは細かいミスが多く、なかなか攻撃がフィニッシュに結び付かず。35分にはここまでの2試合で4得点を挙げているFW内野航太郎(3年)がエリア内に侵入するも、放ったシュートは流経大柏DF萩原聖也(3年)が決死のブロックで回避。最初の45分間は1-0で推移した。

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