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アンフィールドに日本発の巨大壁画が登場!! モデルはリバプールが選んだ “5つの名場面”

ゲキサカ / 2022年5月2日 21時56分

左から南野拓実、スティーブン・ジェラード、ジョルジニオ・ワイナルドゥム

 リバプールの本拠地アンフィールドに4月下旬、日本人漫画家が描いた巨大イラスト壁画が登場した。大役を担ったのは週刊少年マガジンで『炎炎ノ消防隊』を連載していた大久保篤さん。クラブの歴史を刻んだ5つの名シーンが7m×11mの大スケールで描かれ、新たな記念撮影スポットとなっている。

 この壁画は、リバプールとオフィシャル・グローバル・パートナーシップ契約を結んでいる講談社との共同プロジェクト『inspiRED』(インスパイアード)の一大企画。講談社のグローバルパーパス『Inspire Impossible Stories』に合わせ、クラブ側が歴史に残る5つのシーンを選出し、象徴的な役目を果たした5人のイラストが描かれた。

 壁画は4月24日に行われたプレミアリーグ第34節エバートンとの“マージーサイド・ダービー”でお披露目された。マンチェスター・シティとのデッドヒートを繰り広げているリーグ戦をはじめ、UEFAチャンピオンズリーグ、FA杯、カラバオ杯と史上初となる4冠獲得を狙うリバプール。そんな歴史的瞬間を目指すクラブの聖地に日本発のランドマークが誕生した。

▼巨大壁画に描かれている場面
①スティーブン・ジェラード(現アストン・ビラ監督)
 2004年12月8日の欧州CLグループリーグ第6節オリンピアコス戦、リバプールは2勝1分2敗という崖っぷちで最終節を迎えていた。決勝トーナメント進出のためには得失点差を踏まえて2点差での勝利が必要な状況。ところが前半に元ブラジル代表FWリバウドにFKを直接決められ、実質的に3点ビハインドに追い込まれた。

 それでも後半2分、FWフロラン・シナマ・ポンゴル・ポンゴルが同点ゴールを決めると、その後も苦しみながらも同35分にFWニール・メラーが追加点を決め、逆転ムードは最高潮。そこで試合を決めたのがジェラードだった。メラーの落としにミドルレンジで反応すると、ミドルレンジから右足一閃。代名詞の低弾道シュートを突き刺し、グループリーグ突破に導いた。

 リバプールはこの年、決勝戦でミランを破って5回目の欧州タイトルを獲得。決勝戦で0-3から追いつき、PK戦を制した“イスタンブールの歓喜”は広く知られるが、このジェラードのゴールがなければ決勝トーナメントに進むことさえできていなかった。そうした物語を語り継ぐべく、偉大なレジェンドの姿がこの壁画に描かれた。

②ユルゲン・クロップ監督
 2016年4月14日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)準々決勝。ドルトムントの本拠地での第1戦を1-1の引き分けに持ち込んだリバプールだったが、第2戦では前半9分までに2失点を奪われ、厳しい状況に追い込まれていた。

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