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[プレミアリーグEAST]柏U-18との激闘を制した横浜FMユースの指揮官が明かす「今日で一番嬉しかったこと」の意義

ゲキサカ / 2022年5月3日 12時18分

雨中の激闘は横浜F・マリノスユースが競り勝つ!

[5.1 プレミアリーグEAST第5節 柏U-18 1-2 横浜FMユース 日立柏人工芝]

「相手にどうやってサッカーをさせないかというところで、当然自分たちがボールと主導権を握ってやれればいいけれども、そうではない時間帯が必ずありますし、そこで何をするかというところが今までは足りないところもあったので、今日に関しては粘り強くやれたかなと思いますし、それを表現できたのが一番の収穫ですね」(横浜FMユース・大熊裕司監督)。

 雨中の激闘を制したのは、「うまく行かない時間」を自分たちで解決した若きトリコロールの戦士たち。高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグEAST第5節、柏レイソルU-18(千葉)対横浜F・マリノスユース(神奈川)はMF島田春人(3年)とFW内野航太郎(3年)のゴールで2点を先行した横浜FMユースが、柏U-18の反撃をFW山本桜大(3年)の1点に抑え、2-1で勝利。連敗を2でストップさせた。

「相手の良さが出ていたのは間違いなくて、その良さを自分たちがどう消しながら、自分たちのテンポに持っていくかというところで、ちょっと時間が掛かったなという印象です」と横浜FMユースの大熊監督が話したように、序盤は柏U-18がペースを握る。DF大槻豪(3年)とDF花松隆之祐(3年)の両CBにGKタイガ・オリバー・ハーパー(2年)、中盤アンカーのMF田村心太郎(2年)も関わり、後ろからボールを繋ぐスタイルを徹底。中盤のミスマッチを使って基点を分散させつつ、じわじわと前進していく。

 7分には今年に入って日体大柏高から“転籍”してきたFW関富貫太(2年)の右クロスから、MFモハマドファルザン佐名(3年)と山本が続けて枠内シュートを打ちこむも、どちらも横浜FMユースのGK高橋太陽(3年)がファインセーブ。19分にも関富、MF中村拓夢(3年)との連携から、山本が放ったシュートは横浜FMユースのCB高橋謙豪(3年)が間一髪でブロック。直後の左CKも関富が蹴り込み、田村が頭で合わせると、ここも高橋がビッグセーブで防いだが、柏U-18の続くラッシュ。

 ただ、20分を過ぎると少しずつ両者の勢いは反転していく。「レイソルさんが特殊な形のボール回しをしてきて、少しやりづらかったんですけど、それもみんなで声を掛け合って、前半の半分行くか行かないかぐらいの時にはしっかり対応できたと思います」とはキャプテンマークを巻いた横浜FMユースのMF細川楓(3年)。相手の立ち位置とボールの動かし方を整理し、ピッチの中で問題点を解消すると、20分には細川が、22分はFW磯ヶ谷佳心(3年)が、27分にはMF島田春人(3年)が、相次いで際どいフィニッシュを繰り出していく。

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