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【単独インタビュー】A代表初招集も出番なし…“W杯優勝”見据える林大地「正直それだけで落ち込んだり、考えすぎたりはしないので」

ゲキサカ / 2022年5月9日 19時0分

——一方で前線でボールを収めたりする際は技術もありますよね。ああいった技術的な部分はどう身につけたんですか。
「あれは大学4年間です。大阪体育大が独自に取り組んでいる『競り』って練習があるんですけど、それでいろいろ教えてもらいました」

——どういうコツがあるんですか。
「難しいんですよ、むちゃむちゃ。夏嶋隆さんって人がいるんで聞いてみてください。説明できないです(笑)。でもボールなしで、柔道とか空手みたいな感じでする練習です。相手のどこを触ったら身体が一番動くかとか、でっかい相手に対して小さいやつはこう潜りこんで、足のどこにスネをつけて腕を使ったらクルンと回れるかとか、そういうのをボールなしでずっとやってました。そこから『ボールつけてやってみよか』ってなるんですけど、もちろん全然できないんですよ(笑)。でもそれをひたすらやるっていう」

——東京五輪などで海外相手にも通用したのはそのおかげですか。
「そうなんですかね。でもあれ夏嶋先生に聞いたら『あかんな』って言われます(笑)。『下手くそやな』って」

——じゃあまだ『競り』の境地には達していないと。
「全然ですよ。その境地には立てないです。夏嶋先生以外は(笑)」

——最後にワールドカップへの想いを聞かせてください。最終予選の佳境に選ばれ、手が届く位置にあるのではないかと思います。
「やっぱりサッカー選手であるならば出たい大会です。自分は母国開催の東京五輪にも出られましたし、母国でやる東京五輪は特別でした。W杯は母国開催ではないですけど、どんなスター選手でもあの大会は特別と言いますし、サッカー選手であってチャンスがあるなら、試合に出て、上を目指して、優勝を目指してしっかりやりたいなと思います」

——目標は優勝ですか。
「だって嫌じゃないですか(笑)。大会に出て8位を目指そうとか、16位を目指そうとか。みんな思ってると思いますよ。優勝したいって。大会に出るなら優勝したいです」

■DSライトアクロスプロを選ぶ理由
——スパイクについても少し聞かせてください。これまでアシックスでメナス、アクロス、アクロスプロと履き替えてきていますが、今回のアクロスプロの特長をどう捉えていますか。
「やっぱり裏ですね。ソールが大きく変わったので、これになってより一層足の裏の感覚が軽くなった気がするんですよ。あと僕は人工(皮革)がいいので。名前が変わって見た目も少しずつ変わっているけど、履いた感じはほとんど変わらず、それでいてソールが軽くなったのがいいなという印象を持っています」

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