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[プレミアリーグWEST]「練習から100パーセント」が新指揮官の流儀。ゴラッソ3発の磐田U-18がヤマハで快勝!

ゲキサカ / 2022年5月15日 22時23分

ジュビロ磐田U-18は途中出場のMF後藤啓太(17番)が美しい追加点を叩き出す

[5.15 高円宮杯プレミアリーグWEST第7節 磐田U-18 3-1 神戸U-18 ヤマハ]

 開幕から好調を続けるサックスブルーの若駒たちは、ヤマハスタジアムでも躍動感あふれるプレーを披露して、きっちりと勝ち点3を奪い取ってしまう。FW伊藤猛志(3年)が5戦連発となる圧巻の2ゴールを奪えば、途中出場のMF後藤啓介(2年)もゴラッソを叩き込み、その存在を強烈にアピールしてみせる。だが、彼らのゴールについて尋ねられた新人監督の返した言葉が、強く印象に残った。

「ゴールは素晴らしかったですね。ただ、ゴールは決めていなかったですけど、フォワードの舩橋京汰は90分間攻守に渡って献身的にプレーしていたので、そのプレーが勝利に繋がったかなと思います」(磐田U-18・前田遼一監督)。

 成果に現れない評価を下せる指揮官と、成果に現れないかもしれない努力をきちんと積み重ねられる選手たちの融合が、招き始めている新たな化学反応。15日、高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグWEST第7節、ジュビロ磐田U-18(静岡)とヴィッセル神戸U-18(兵庫)が有観客のヤマハスタジアムで激突した一戦は、磐田U-18が3-1で快勝。これで開幕からの5試合で4勝1敗と、上々の開幕ダッシュに成功している。

 衝撃的な一撃は、まさに往年の“ファン・バステン”だった。お互いに攻撃のリズムを探り合いながら、決定的なシュートはないままに迎えた前半21分。磐田U-18は左サイドで、アグレッシブなプレーの目立つMF細石真之介(3年)のパスから、左SB伊藤稜介(2年)がダイレクトでアーリークロスを送り込むと、「稜介と目が合っていて、ボールは来るなと思っていました」という伊藤猛志はファーサイドに潜りながら右足一閃。軌道はゴールネットへ鮮やかに突き刺さる。「気付いたら目の前にボールがあった感じで、意外と緊張せずに蹴るだけでした」と笑ったストライカーのゴラッソ。ホームチームが1点をリードする。

 先制点を奪われた神戸U-18もすぐさま反撃。22分には右サイドを駆け上がったDF本間ジャスティン(2年)のクロスに、ここまで4ゴールとチームトップスコアラーのFW冨永虹七(3年)がボレー。ここは磐田U-18の右SB李京樹(2年)のブロックに遭ったものの、以降はボランチのMF安達秀都(3年)の配球から、右のFW蘓鉄航生(3年)、左のMF今富輝也(1年)と両サイドハーフの推進力を生かしながら同点機を窺うも、前半は1-0のままで45分間が終了した。

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