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[プレミアリーグWEST]「練習から100パーセント」が新指揮官の流儀。ゴラッソ3発の磐田U-18がヤマハで快勝!

ゲキサカ / 2022年5月15日 22時23分

「流れが悪くて苦しい時間帯もありましたけど、選手のみんなが本当に頑張ってくれて、3点とも素晴らしいゴールがあって、勝つことができて本当に良かったなと思います」と指揮官も納得の表情を浮かべた磐田U-18が、今シーズン初開催となったヤマハスタジアムへ詰め掛けた観衆に、勝ち点3を力強く届ける結果となった。

 この日の試合の磐田U-18は、今シーズン初スタメンとなる選手が4人もピッチに送り込まれていた。中でもボランチで圧巻のパフォーマンスを披露したMF中村駿太(2年)は「去年も何試合かスタメンで出してもらっていて、今年は前回のセレッソ戦で途中出場しただけで、悔しい部分もあったんですけど、自分の特徴を生かして、チャンスが来るまで待つことを意識して、練習で120パーセントの力を出すようにしていました」と自身の心境を明かしている。

 前田監督は中村について「先ほどは京汰のことを言いましたけど、あの駿太のプレーがそこに繋がったと言っても過言ではないと思っています。攻守におけるパフォーマンスは本当に素晴らしかったです」と言及しながら、スタメン起用の理由については「先週は試合が空きましたけど、チーム内の紅白戦でも良いプレーをしていたので、練習を見ていて迷わず使おうと思いました」ときっぱり。中村が練習で掴んだであろう手応えと、指揮官が練習を見て下した評価がマッチしたことが、この日の出来に繋がったことは想像に難くない。

 監督として重要だと感じたことについて問われた前田監督は、こう答えている。「これは選手時代から思っていたことで、当たり前のことかもしれないですけど、練習から100パーセントやることが全てかなと感じていますし、それが逆に一番難しいことかなとも思っています。すべての選手にそういう気持ちでプレーさせることが大事なんですよね。今日も新しい選手が先発で出ましたけど、練習で良い選手はどんどん使っていきたいなと思っています」。

 練習を、つまりは日常をどれだけ100パーセントでやり切れるか。柔和な指揮官に一切の妥協なし。磐田U-18はきっと、もっと強くなる。

(取材・文 土屋雅史)
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