プリンス北信越無敗首位・帝京長岡と3連勝中の日本文理、インハイ予選の“前哨戦”は互いに「学んで」1-1ドロー
ゲキサカ / 2022年5月21日 23時6分
[5.21 高円宮杯プリンスリーグ北信越第8節 日本文理高 1-1 帝京長岡高 日本文理高G]
インターハイ新潟県予選の“前哨戦”は、互いに「学んで」1-1ドロー――。21日、高円宮杯 JFA U-18 サッカープリンスリーグ 2022 北信越第8節2日目で暫定5位の日本文理高(新潟)と同首位の帝京長岡高(新潟)が激突。1-1で引き分けた。
昇格組の日本文理は3試合消化できていないものの、前節で新潟U-18を下すなど3連勝中。一方の帝京長岡は開幕から6戦無敗、4連勝中で新潟県勢対決を迎えた。「お互いの良さを出そうとするところと、お互いの良いところを出させないところのせめぎ合いになる」(日本文理・駒沢隆一監督)、「相手の自信を削り取るような試合ができれば、(インターハイ予選での対戦でも)優位にやれるかなと思っていた」(帝京長岡・谷口哲郎総監督)。翌週にはインターハイ予選初戦、勝ち上がれば2週間後には決勝。互いにその舞台へ向けた手応えと、相手の強さを超えるためにレベルアップの必要性を実感する戦いとなった。
日本文理がCB阿部飛祐(3年)やCB岩橋陽龍(3年)、帝京長岡もMF松山北斗(3年)とともに主軸を欠いた中での“前哨戦”。ホームの日本文理は4-4-2システムでGK日隠レックス海斗(3年)、右SB小熊優斗(3年)、CB小舟戸結太(3年)、CB赤阪和輝(1年)、左SB小林倫太朗(3年)。ダイヤモンド型の中盤の底の位置に石澤賢汰(3年)、右に大塚泰河(3年)、左に高橋葵(3年)、トップ下に塩崎温大(3年)、そして2トップに主将の曾根大輝(3年)と杉本晴生(3年)が構えた。
一方の帝京長岡も4-4-2で、GKはU-17高校選抜の佐藤安悟(3年)、右SB桑原航太主将(3年)、CB坪田悠一郎(2年)、CB柳澤颯人(2年)、左SB清川郁生(3年)。石鉢真斗(3年)と五十嵐丈一郎(3年)のダブルボランチ、U-17代表の右SH廣井蘭人(3年)、左SH山村朔冬(2年)、2トップは岡村空(3年)と土門遥斗(3年)がコンビを組んだ。
前半は日本文理の中盤でのプレッシングと抜けてきたところへのプレッシャー、そしてゴール前の守備という「3段階のところの守備」(駒沢監督)が効果を発揮。コンパクトに、圧縮する形でボールを奪うことに成功していた日本文理が、素早い仕掛けや小熊のロングスローなどのセットプレーからシュート本数を増やした。
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