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プリンス北信越無敗首位・帝京長岡と3連勝中の日本文理、インハイ予選の“前哨戦”は互いに「学んで」1-1ドロー

ゲキサカ / 2022年5月21日 23時6分

 迎えた24分、日本文理が同点に追い付く。敵陣中央で曾根が帝京長岡のミスパスをインターセプト。すぐに送った縦パスは相手DFに阻まれたが、こぼれ球に反応した大塚が右足を振り抜く。鮮やかな弧を描いた一撃が名手・佐藤の守るゴール右隅へ決まり、1-1となった。

 課題が多い一方、「本当に良さはある」(駒沢監督)という大塚がMF高橋迅(3年)との交代直前のラストプレーでファインゴール。畳み掛ける日本文理は29分、相手クリアボールを素早く繋いで再び杉本が左足シュートへ持ち込むが、GK佐藤に反応されてしまう。

 帝京長岡は32分にMF岡山琉斗(3年)、34分にはCB森健太朗(3年)を送り出し、再び桑原を右SBへ移して前への姿勢を強める。慌てずにショートパスで前進し、チャンスも作り出したが、GK日隠や最後の一歩が出る日本文理DF陣の壁は厚い。終盤、日本文理はFW加藤柊斗(3年)とFW山城勇稀(2年)、帝京長岡もFW小嶌剛琉(2年)をそれぞれ投入。勝ち越し点を目指す。日本文理は5枚の交代枠を使い切った後に負傷者が出たが、アディショナルタイムに高橋葵、大島、曾根が立て続けにシュートを打ち込む。決定的なシュートで相手ゴールを脅かしたが、決め切ることはできず、1-1で引き分けた。

 帝京長岡の桑原は「ここで一回叩いておきたかったけれど甘くないと教えてもらったので、来週からインターハイが始まるんですけれども、もう一回、一から自分たちを見直してやっていかないといけない」と引き締めた。一方の日本文理・曾根は「帝京長岡のような強いチームを倒すためにはもっと練習から強度を上げてもっとレベルアップしないと勝てないんだなと今日学んだんで、そこは自分が中心になって声を掛けてレベル高い練習して、必ず決勝で倒して自分たちが優勝旗持って帰れたら良いなと思います」とコメント。激戦区・新潟突破へ、廣井、桑原、佐藤と1年時からの主力が最終学年を迎えて前評判の高い帝京長岡、攻守に力を示した日本文理ともに、少しでもレベルアップを遂げてインターハイ予選を迎える。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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