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桐生一が歴史的1勝!後半45+3分の決勝点で青森山田下し、プレミア初勝利!

ゲキサカ / 2022年5月22日 19時31分

後半45+3分、決勝点を喜ぶ桐生一高イレブン

[5.22 高円宮杯プレミアリーグEAST第8節 桐生一高 2-1 青森山田高 太田陸]

 桐生一がプレミア初勝利! 22日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022 EAST 第8節で桐生一高(群馬)と青森山田高(青森)が対戦。後半45+3分にMF岡村葵(3年)が挙げた決勝点によって、桐生一が2-1で競り勝った。今季プレミアリーグへ初昇格した桐生一は、6試合目で初白星(1勝2分3敗)。一方の青森山田は3勝5敗となった。

 桐生一は、昨年度3冠の青森山田と公式戦で初めて対戦。背中を追ってきた名門校からの歴史的1勝だ。中村裕幸監督は「相当運には恵まれたと思いますよ。でも、勝ち点3に変わりはないので良かったです。プレミアの初勝利は2度と来ないので、その相手が青森山田というのは格別なものがあります」と初勝利の喜びを噛み締めていた。

 ホームの桐生一は4-5-1システム。GKが清水天斗(3年)で右SB小泉郁歩(3年)、CB中野力瑠(2年)、CB増澤空斗(3年)、左SB江原佳汰(3年)。岡村と岩崎隼星(3年)のダブルボランチ、トップ下が小野剛史(2年)、右SH諏訪晃大主将(3年)、左SH島野大和(3年)、1トップを松島颯汰(2年)が務めた。

 一方、4-4-2の青森山田はGK葛西淳(3年)、右SB渡邊来依(3年)、CB菅澤凱(2年)、CB三橋春希(3年)、左SB西脇虎太郎(3年)、芝田玲(2年)と小泉佳絃(2年)のダブルボランチ、右SH小栁一斗(3年)、左SH川原良介(2年)、そしてゲーム主将の小湊絆(3年)と武田陸来(3年)が2トップを組んだ。

 太田市運動公園陸上競技場に1,820人の観衆を集めた一戦。その立ち上がり、青森山田がパワーと高さを持って相手の守りを壊しに行く。3分、GK葛西のロングキックからDFと入れ替わった小湊が右足シュート。飛距離に加え、精度も高い葛西のキックや渡邊のロングスローから桐生一DFに圧力を掛ける。

 だが、中村監督が「マインドのところが準備できて、いつも通りのことをやるぞということができれば、こっちの得意なところは利くかなと」期待していた通り、選手たちは前向きな戦い。青森山田のセットプレーを一つ一つ跳ね返すなど立ち上がりを乗り越えると、相手のプレスの方向をズラす形でグラウンダーのパスを縦横へ通し、リズムを掴んで見せる。

 諏訪は「(最近の試合から)マインドが良かったら絶対に自分たちのプレーは通用するというのは分かっているので、気持ちでまずはスタートラインに立つということは考えて、絶対に気持ちで負けないというところは監督からも言われていて、そこで自分たちもみんな声を出して、カバーし合ってというところが良い入りになったというのがあります」と頷く。

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