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2G1Aオールドファームは「神様が味方してくれた」。同じ“41”から始まった静学時代も振り返るMF旗手怜央(セルティック)単独インタビュー

ゲキサカ / 2022年5月26日 7時0分

——人によっては“ゾーンに入る”という言い方をすることもありますが、そのような感じなんでしょうか。
「ゾーンに入るというとゾーンなのかもしれないけど、そういう時ってボールがゆっくり見えるとか、相手の動きがゆっくり見えるとかって言うじゃないですか。でも僕はそういう経験はないので、ゾーンが何なのかは分からないです。ただ僕自身、気持ち自体は強いほうだと思っているので、そういった部分が相まって、初めてピッチに立った時にも溶け込めていたのかなと思います」

——ビッグマッチという意味では東京五輪もありましたが、その時とは違いましたか。
「無観客だったのでどうしても難しかったですね。オリンピックというわりには観客がいないし、難しい部分がありました。僕たちがピッチに立つ上で、ファン・サポーターの応援は一番大事です。ああいった声援が相手の脅威になりますし、僕たちを後押ししてくれる存在でもあります。セルティックのファン・サポーターはすごく相手の脅威になるし、僕たちを後押ししてくれる存在だなと感じています」
東京五輪スペイン戦
——フロンターレでもセルティックでも、そうした部分の積み上げがタイトルにつながっている部分もあるんでしょうね。旗手選手から見て、優勝できるチームの共通点を感じることはありますか。
「ありがたいことに優勝させてもらっていますけど、まだまだ僕が共通点を言えるほどではないです。でもやっぱり練習から、監督にしろ、選手にしろ、求めている部分がすごく高いなという感じはします。フロンターレではオニさん(鬼木達監督)がすごく高いモチベーションを与えてくれて、僕たちにすごく高いレベルのプレーを求めていました。いまのアンジェさん(アンジェ・ポステコグルー監督)に関しても、個人として求められるプレーは多いですし、求められるレベルも高いです。毎日の練習がすべてつながっていくというのは毎日言われていて、そこは共通しているのかなと感じています」

——求められるレベルという意味では個人の話もうかがいたいのですが、オールドファームの後、相手選手の警戒が一気に高まりましたよね。あの状況をどのように受け止めていましたか。
「本当にそうだと思います。中盤の選手なのでそれなりにマークもタイトになりましたし、球際の部分でもボールを獲るじゃなく、足首をモロに狙ってくるくらいに来るなと感じていました。そこはレンジャーズ戦で自分の指標を作ったというか、相手からして“これくらいやらないといけない”という指標を作らせたんじゃないかなと思います」

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