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2G1Aオールドファームは「神様が味方してくれた」。同じ“41”から始まった静学時代も振り返るMF旗手怜央(セルティック)単独インタビュー

ゲキサカ / 2022年5月26日 7時0分

——結構衝撃的なエピソードなんですが、通訳さんの家からオールドファームに向かっていたんですか(笑)
「ちょうどオールドファームがあった日から居候させてもらいました」

——それまではホテル生活で。
「そうです。僕だけホテル生活をしていて、オールドファームが終わった日に居候させてくださいと言って、居候させてもらいました。その時は結構いろいろと大変でしたね(笑)。苦しい生活をしていましたけど、それがいまにつながっているなと実感しています」

目の前のことをやり続けた先に素晴らしい景色が見える
——3月の代表活動前にそんなこともあったんですね……。最後に日本代表のことも少し聞かせてください。アジア最終予選最終戦のベトナム戦でA代表デビューを飾りましたが、ご自身にとってどのような一戦でしたか。
「ピッチ上で自分自身のプレーを表現できなかった悔しさはあります。もちろん与えられた時間の中で、ピッチで表現できるのもできないのも選手の能力だと思うので、そこにあたっては僕の能力が足りないと実感しました。代表に関しては国を背負って戦うのはすごく光栄なことですし、誰でもできることじゃないので、僕もそこには関わり続けたいと思いますが、まだまだ力がないです。自分の力をもっともっとつけないといけないとは実感しています」
ベトナム戦でA代表デビュー
——今後、代表でこういうふうに戦っていきたいというイメージはありますか。
「正直、イメージはないですね。オリンピックの時も僕はメンバーに入れると思っていなかったので、目の前のことをコツコツやってきた先にそういう大会があったというくらいです。ましてや(A代表の)常連組でもない僕がイメージできているかというとそれは全くないです。これはずっと言い続けているんですが、僕は毎日の積み重ね、毎日の練習や毎日の試合がすべて今後の自分につながっていくと思っているので。イメージできているとすればそれくらいですかね。代表でこんな感じでワールドカップに出てとか、まったくイメージできていないんです。目の前のことをやり続けた先に、素晴らしい景色が見えるんじゃないかなという思いしかないです」

——そうやって結果を残してきたという自負もあると思います。
「そうですね。高校、大学、プロにしろ僕は結構難しい選択をしてきたことが多かったので。それも“あえて”そうしてきました。難しい世界、競争が激しい世界でもまれてやっていって、自分を見つけていくことが自分に合っているので、その延長をいまもやっているという感じですね。もはや僕は絶対に試合に出られるとか、そういうチームに行くのはよくないことだと自分で分かっています。厳しいところで工夫をして、壁を一つ一つ乗り越えていくのが僕のスタイルに合っているかなと思います。なので、これからもそれを続けていくだけです」

——その先にワールドカップも見えてくるのかなと思いますが、現時点でカタールワールドカップをどう見据えていますか。
「そこに絡みたいと思って絡める場所でもないし、僕自身はいまのままでは絶対に出られないと思っています。それが今年のワールドカップであろうが、4年後のワールドカップであろうが同じです。ただ、今後の自分次第では、少しでも可能性を切り拓けるんじゃないかなと思うので、自分自身は少しの可能性にかけてやっていきたいと思っています」

(インタビュー・文 竹内達也)

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