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今年は「勝負する全国大会に」。鹿児島5連覇の神村学園は全国屈指の攻撃力、戦う力もより高めてインハイへ

ゲキサカ / 2022年5月29日 6時20分

神村学園高が鹿児島県予選5連覇を達成した

[5.28 インターハイ鹿児島県予選決勝 神村学園高 2-1 鹿児島城西高 OSAKO YUYA stadium]

 鹿児島5連覇の神村学園が日本一に挑戦する――。令和4年度全国高校総体(インターハイ)「躍動の青い力 四国総体 2022」男子サッカー競技鹿児島県予選は28日、決勝を行った。前回大会全国8強の神村学園高と鹿児島城西高が対戦し、神村学園がU-19日本代表候補FW福田師王(3年)とMF笠置潤(3年)のゴールによって2-1で勝利。5大会連続8回目の全国大会出場を決めた。

 神村学園は17年度のインターハイ予選以降、激戦区・鹿児島県内の全国大会予選で負け無し。特に世代ナンバー1FW福田、C大阪内定MF大迫塁主将(3年)と笠置の強力ダブルボランチ、スーパールーキーのU-16日本代表FW名和田我空(1年)らを擁する今年は、周囲からの評価も非常に高い。

 福田は「(周囲の高評価について)自分は本当嬉しいですし、その中で結果を残さないと。メンバーも良い人たちが揃っている。やらないといけない」と語り、大迫も「長い神村の歴史でまだ優勝もないので、この代で優勝したいというのが一番強い。そのためにはもっとやっていかないといけないし、もっと突き詰めていきたい」と力を込める。本気で全国制覇を目指す神村学園がまずは鹿児島県予選を突破した。

 神村学園は4-4-2システム。GKが広川豪琉(3年)で、右SB有馬康汰(2年)、CB大川翔(3年)、CB鈴木悠仁(1年)、左SB高橋修斗(2年)。中盤は大迫と笠置のダブルボランチ、右SH積歩門(3年)、左SH名和田、そして西丸道人(2年)と福田が2トップを組んだ。

 一方、5大会ぶりの優勝を目指す鹿児島城西は3-5-2システム。GKが橋口竜翔(2年)で右から佐藤優馬(3年)、山口慶祐(3年)、姶良心己助(3年)の3バック。右WB田中和斗(3年)、左WB是枝大翔(3年)、小堀優翔主将(3年)と原田天(3年)のダブルボランチ、前田隼希(3年)と矢吹凪琉(2年)がシャドーの位置に入り、最前線に岡留零樹(2年)が構えた。

 立ち上がり、神村学園が圧巻の攻撃力を示す。4分、中盤中央でボールを受けた大迫がPA内右へスルーパス。これに反応した福田が右足ダイレクトで対角へシュートを放つ。序盤にまず1本、という印象のシュートだったが、ボールは鋭い軌道を描いてファーサイドのゴールネットへ。スーパーエースがいきなり会場をどよめかせ、神村学園がリードを得た。

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