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前橋育英が延長戦の3発で佐野日大に勝利。メンバー入り懸けた選手たちが団結して関東大会Bグループ制覇

ゲキサカ / 2022年5月31日 23時34分

関東大会Bグループは前橋育英高が優勝した

[5.30 関東高校大会Bグループ決勝 前橋育英高 4-1(延長)佐野日大高]

 30日、令和4年度 第65回 関東高校サッカー大会(神奈川)のBグループ決勝が行われ、前橋育英高(群馬)が延長戦の末、佐野日大高(栃木)に4-1で勝利。Bグループ優勝、全体3位で大会を終えた。

 今大会の前橋育英は、プレミアリーグEASTを戦うAチームのサブ組と、県1部リーグを戦うセカンドチームの選手中心に構成されたメンバー。この日2得点のFW山本颯太(3年)が「みんなインターハイ出たいと目標にしていて、みんな全力で取り組んでいたので良いチームだったと思います」と説明したように、生き残るために各選手が全力で戦ってきた。

 2試合を10得点無失点で決勝進出。この日は前日にプレミアリーグの指揮を執った山田耕介監督もベンチ入りした。4-4-2システムの先発は、GK大澤脩人(3年)、右SB磯村陽軌(3年)、CB熊谷康正(2年)、CB斉藤航汰(3年)、左SB福永竜也(3年)、ダブルボランチが大當泰生(3年)とゲーム主将の茂木碧生(3年)、右SH齋藤颯太(3年)、左SH芦田悠真(3年)、2トップは水川哲平(3年)と尾上飛翔(3年)がコンビを組んだ。

 一方の佐野日大は、今年の狙いとする前から奪い切るディフェンスでチャレンジするなど日大藤沢高(神奈川)、駒澤大高(東京)を破っての決勝進出。この日はGK槙田海里(3年)とDF大野結斗(3年)を負傷で欠いていたが、GK村野大輝(2年)、中央に緒形一真(2年)、青木柾(3年)、高根澤賢(3年)の3人と右WB小竹翔馬(3年)、左WB原朝哉(2年)が並ぶ5バック、高橋篤生(3年)と向井俊貴(3年)のダブルボランチ、右SH江沢匠映主将(3年)、左SHヒアゴンフランシス琉生(3年)、そして1トップを大久保昇真(3年)が務める5-4-1システムでBグループ制覇に挑戦した。

 立ち上がり、佐野日大は高い位置でボールを奪うと、向井や大久保が思い切り良くミドルシュート。また、CKから高根澤がヘディングシュートを放つなど勢いのある攻撃を見せる。だが、3連戦の疲労もあって普段のように前から寄せ切れず、選手間のプレッシングの呼吸が合わない部分も。試合は早い時間帯から前橋育英がボールを圧倒的に支配する展開となった。

 前橋育英は左SB福永が積極的な攻撃参加からクロスやシュート。15分には、左サイドで芦田、水川とテンポ良く繋いで福永が左足クロスを入れる。GKが飛び出して何とか触るも、こぼれを尾上が右足で蹴り込み、前橋育英が先制した。

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