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日章学園が4-0で宮崎6連覇。予選で学んだ課題を改善し、全国で上へ

ゲキサカ / 2022年7月3日 23時23分

 29分、芝の左アーリークロスを中央で胸トラップした篠田が左足シュートをねじ込んで3-0。31分には、右サイドを抜け出した川越のグラウンダーのラストパスを皆川が右足ダイレクトでゴールへ押し込んだ。

 試合終盤、日章学園は石田とMF赤木心玖朗(3年)を交代。一方、MF荒巻匡佑(3年)、FW福島緋南太(1年)とピッチに送り出した日南学園も最後の1プレーまで得点を狙うが、日章学園が4-0で勝利した。

 この日は不満の内容となり、プリンスリーグ九州でも勝ちきれない試合が続いているものの、原監督は経験値のある3年生やポテンシャルの高い下級生など今年のチームについて、「去年と同等にやれる。個の能力は落ちるとは思わない」と評価する。この日はリードした後にハードワークを欠いた部分があっただけに、昨夏の全国3回戦で敗れた米子北高(鳥取)の強度、圧力を選手たちとも再び共有する考えだ。そして、指揮官は「シュートの割には点数が獲れていないので攻撃のクオリティをもう少し上げたい」と求めた。

 準決勝でも先制直後に追いつかれるなど、今回の予選は学びの大会に。工藤は「これから全国に向けて、もっとチームに発信して、より堅くて、タフなチームに変えていきたい。今大会、ノーシードということで早い段階で難しい試合も経験しましたし、圧倒して勝たないといけないという気持ちがあったんですけれども、内容も点数も数字も含めて圧倒してというのはあまりできなかったので、課題の方が残る大会になりました。でも、チームとしてもより団結力が増して、より成長できた大会になったと思うので、切り替えていきたいと思います」。目標は全国大会で上に行くこと。地力のある世代は自分たちのやるべきことを再確認し、全国で強豪校を上回るチームになる。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2022

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