1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

日本vsチュニジア 試合前日の森保一監督会見要旨

ゲキサカ / 2022年6月13日 19時41分

―4-1-4-1と4-2-3-1の選択は相手次第か、自分たち発信か。
「今回の代表活動ではわれわれがカタールW杯に向けてよりベースを強固に浸透させていく部分と、戦う選択肢を増やしていくことが大事。そして選手個々をより多く起用しながら、パフォーマンスを見極めるというところで、他にも理由はあるが、そういう目的で活動している。基本的には4-1-4-1からのスタートでプレーしてもらい、選手の対応能力や個々のパフォーマンスをスタートの段階では見る。試合の中で相手とのマッチアップの中で4-2-3-1という形で選手たちが判断してバランスを変えるのであればそれは認めていきたいし、意図的にスタッフの方から形を変えて戦うこともやってきた。これから先の戦いはW杯本大会に関しては自分たちの強みを出せることを第一に考えながら相手とのマッチアップ、かみ合わせを考えてシステムは使い分けていきたい」

―この4試合は、ロシアW杯の親善試合の使い方を参考にしたのか
「前回のW杯で西野さんから学ばせてもらったことはすべて私自身の仕事に活動に生かさせてもらっている。しかしながらロシアW杯と今回のW杯ではシチュエーションが違うし、実際に選手の状況もいろいろと違うところがあると思うので、W杯本大会を見据えつつ現状に合ったベストなことをやっていくということでいろんな判断、決断をしている。やり方が同じかは別として、西野さんもロシアW杯の大会前にこれがベストだということでいろんなチャレンジをしたと思うので、私も目の前のチームを見て最善策を行っている。選手はGKの大迫以外は全選手プレーしていると思うので、カタールW杯に向けてはここにいる選手だけが選択肢ではないが、ここの選手がカタールW杯に向けて貴重な経験を積みながら個の良さとチームの融合のクオリティーアップをしてくれていると思う」

―最後の試合はオプションをさらに増やすのか、オプションの精度を上げるのか
「システム的には大きな変化はないと思うが、人という意味ではまたチームのオプションを増やせるようにということでは考えていきたい。直近のガーナ戦からは大幅にメンバーを代えていきたいと思うし、いろんな組み合わせが見られて、いろんな融合が見られるかなと思っている。私のほうからシステムを変える指示も選手たちには出したいと思うが、選手たちを評価したいのはガーナ戦で4-1-4-1で入る戦い方をしながらも、相手アンカーに合わせて柴崎や航が状況を見て、4-2-3-1のようにタケをトップ下にして、相手を抑えながら個の良さを出すことを柔軟にやってくれたこと。選手が入れ替わる中、チームの戦い方のベースはもちろん、選手が活きるように、勝つために局面で相手を上回れるような判断力を見ていきたい」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください