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守備崩壊森保J、キリン杯決勝で0-3完敗…対カタールW杯出場国1勝2敗

ゲキサカ / 2022年6月15日 0時36分

DF吉田麻也がPK献上

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 日本代表は14日、キリンカップ決勝戦でチュニジア代表と対戦し、0-3で敗れた。後半10分にDF吉田麻也が与えたPKから先制点を奪われると、同30分には守備陣の連係ミスから追加点を献上。最終盤にもダメ押しゴールを突き刺され、3失点の完敗で6月シリーズに幕を閉じた。6月シリーズの対W杯出場国ではブラジル戦(●0-1)とガーナ戦(○4-1)を含めて1勝2敗。5か月後の本大会開幕に向けて厳しさを突きつけられる結果となった。

 システムは4-3-3で、GKシュミット・ダニエルが3試合ぶりに先発。4バックは左からDF伊藤洋輝、DF吉田麻也、DF板倉滉、DF長友佑都が並び、3ボランチはMF遠藤航、MF鎌田大地、MF原口元気。ウイングは左がMF南野拓実、右がMF伊東純也で、1トップはFW浅野拓磨が務めた。[スタメン&布陣]

 試合は前半4分、チュニジアにさっそく決定機。左のショートCKをDFアリ・エラブディが受けて鋭いクロスを送ると、ニアでMFモハメド・アリ・ベン・ロムダンが頭で合わせたが、わずかにゴールを外れた。対する日本は同9分、伊藤の縦パスに南野が抜け出し、グラウンダーでのクロスを送るも中には合わず。同10分には板倉の持ち上がりから伊東が受け、原口がインナーラップで右を攻め込んだが、折り返しのボールも相手にクリアされた。

 その後は日本がボールを保持する時間帯が続くものの、4-5-1で構えるチュニジアの守備ブロックをなかなか破れず、落ち着いた展開に。それでも前半27分、板倉から南野への浮き球パスが相手のファウルを誘うと、このFKを鎌田がゴール前に送り込み、吉田の競り合いから決定機が訪れる。だが、こぼれ球に反応した南野のボレーシュートは空振りに終わった。

 なおも攻撃で苦しむ日本は前半30分、吉田が左サイド裏へのロングフィードを送るも、そのまま流れて頭を抱える。それでも同35分にも再び決定機。相手のロングボールを長友が頭で落とし、伊東が右サイドを突破すると、ふわりと上げたクロスに鎌田が反応。しかし、鎌田のボレーシュートも空振りに終わり、日本は二度の絶好機を逃す形となった。

 チュニジアは前半37分、モハメド・アリ・ベン・ロムダンの左CKがファーサイドに流れ、MFアイサ・ビラル・ライドゥニが左足で狙うもGKシュミットの正面。日本は同42分、板倉が足技で相手をかわし、裏へのパスに南野がフリーで反応すると、完璧なトラップから左足を振り抜き、ゴール右隅に流し込んだ。だが、これはオフサイド。VARチェックを経ても判定は変わらなかった。

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