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守備崩壊森保J、キリン杯決勝で0-3完敗…対カタールW杯出場国1勝2敗

ゲキサカ / 2022年6月15日 0時36分

 前半アディショナルタイム1分、日本は遠藤のトラップミスからカウンターを仕掛けられ、この試合で最大のピンチが訪れる。だが、戻りの遅れた中盤を見てリトリートしていた板倉が相手のタッチを巧みに読み、鋭い出足からインターセプト。すぐさま右サイドの伊東につけてカウンターにつなげた。だが、伊東のクロスは浅野には合わず、0-0のままハーフタイムを迎えた。

 日本は後半開始時、原口に代わってMF田中碧を投入。同1分、左サイドを突破した伊藤のクロスがファーサイドに通ったが、伊東は惜しくも合わせられなかった。その後も両サイドに深く突破できる場面はあるが、なかなかクロスが通らない日本。カウンターから危ない展開をつくられる場面もありつつ、同6分には競り合いから長友にイエローカードが出された。

 そして後半9分、日本は痛恨の大ピンチを迎えた。DFビレル・イファからのロングフィードを伊藤がクリアしきれず、相手に前を向かれると、スルーパスに反応したFWタハ・ヤシン・ケニシに吉田がバックチャージ。主審はPKの判定を下した。吉田が頭を抱えてピッチに崩れる中、シュミットが抱き起こしてフォロー。それでもキッカーのモハメド・アリ・ベン・ロムダンが左を狙うと、読んでいたシュミットの腕をすり抜けネットに突き刺さった。

 日本にとっては痛い先制点。後半13分、日本は鎌田の縦パスが南野に入るもフィニッシュまで持ち込めず、手数をかけた右サイド攻撃から伊東がふわりとクロスを送るも、浅野のバイシクルシュートは枠を外れる。森保一監督はそこで選手交代。浅野と鎌田をベンチに下げ、MF三笘薫とFW古橋亨梧を投入し、南野がトップ下の4-2-3-1にシステムを変えた。

 これで勢いを強めた日本は後半18分、三笘が左サイドを切り裂き、2人に寄せられながらもCKを獲得。ところが伊東のキックを吉田が折り返すも、シュートにはつなげられない。それでも同20分、またも三笘が左サイドを深くえぐり、折り返しのパスでチャンスを創出。同21分には遠藤が敵陣で倒され、ゴール左斜め前25mの位置でFKを獲得した。

 それでも伊東のキックも中には合わず、その後も左サイドの三笘の突破でチャンスをうかがうが、決定機には持ち込めない時間が続いた。すると後半25分、森保監督は南野と伊東を下げてMF久保建英とMF堂安律を投入。東京五輪世代のアタッカー陣に逆転への役目を託した。

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