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「自分も負けていない」。鳥栖U-18MF坂井駿也が近づいてきた目標の背中

ゲキサカ / 2022年6月17日 19時10分

―どのようなものが自分にとって大きな壁に?
「一番壁にぶつかったのは、(昨年2月に)福井がトップチームの2種登録を最初にして、そこが、一番焦りが凄かった時期かなと思います。すごく焦りましたね」

―そこでもうひと頑張りできた。
「スタッフにも声掛けしてもらいましたが、メンタル面で自分の捉え方一つなんですけれども、先越されたとその時は思っちゃったので。そういうメンタリティーでやってしまうと焦りしか出ないと思ったので、自分は足りないところがあるし、もっとやらないといけないから2種登録されていないんだと、マイナスではなくプラスの方に思考を持っていった結果が多少立ち直れて、良い結果に繋がっていったのかなと思います」

―そこからの半年、1年で坂井君も成長を加速させた。
「格段とプレーの余裕などは出てきていると思います。1年の半ばから2年の半ばに掛けて苦しんでいた部分なんですけれども、乗り越えられたので、本当にスタッフをはじめ、他の選手からの助けもあったからかなと思います」

―このチームには坂井君と同じ悩みを持った選手がいると思うし、坂井君から伝えられることもいっぱいあると思う。
「自分はトップに参加させてもらって良い刺激を味わっているので、他の選手が落ち込んでいる時やどうしたら良いか悩んでいる時は声を掛けるようにしています。自分もこういうことを経験したから、もう一個こうしたら先へ行けるんじゃないかな、みたいなことを伝えて、自主練に付き合ったりします。そうすると自分の練習にもなるので一石二鳥かなと思います」

―他のチームの選手ともそのような話をする?
「同年代の代表に行ったことのある選手とかともたまに話すんですけれども、上手くいっていないとかも聞くし、『自分も上手くいっていなかったよ』とか話をすることがありますね」

―みんなのお兄さん的な。
「いや、結構怖がられていますけれどね(苦笑)」

―性格的なところを自分はどう分析していますか?
「プレー中は負けず嫌いというのが強すぎて、勝ちたい、勝ちたいというのが強くなって、強く言っちゃう部分があります。みんなに強く言って、要求しすぎちゃって、他の選手にちょっと嫌な思いをさせてしまったことも。田中さんから『もうちょっと、言い方』ということも言われたりしました。言い方を変えたらチームの雰囲気も良くなるし、自分もプレーしやすくなるというのは、言われて、やってみて、自分もそこは変わることができました。でも性格上、負けず嫌い過ぎて勝ちたい、勝ちたいという気持ちから言ってしまっている自分がまだいるので。コントロールするところも自分の実力なので、力をつけないといけないです」

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