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「自分も負けていない」。鳥栖U-18MF坂井駿也が近づいてきた目標の背中

ゲキサカ / 2022年6月17日 19時10分

―バランスが難しい。
「一時期は本当に酷くてずっと言ってしまってというところがあったので、本当にコントロールがすごく難しかったんですけれども、言う前に自分がちょっと身体を動かすことを意識すれば、自然と口じゃなくて身体が動くというのがあったので。自分が奪い返すというところに思考を変えてプレーも良くなりました」

―ピッチ外にもサッカーを持ち帰る?
「自分がピッチ内で済ませたい人なので。ピッチ外に持ち込むと、口だけでしか伝えられないから、それをピッチ内で、行動で、動きながらでやった方が伝わりやすいというのがあるので、極力ピッチ外に持ち込まないようになりましたね」

―大人になった。
「高校3年生なので(苦笑)」

―ピッチ外はどのように時間を過ごしている?
「筋トレとかストレッチとか2種登録をしてさらに意識は変わったのかなというのもあるし、あまり考えすぎていない自分がいます。プロになるために目指しているけれど、ピッチ外で硬くなりすぎるとサッカーも楽しくないし、休む時は休んで、楽しむ時は楽しまないとキツくなってくるのは自分なので」

―同世代の高校生から見てトップデビューしている坂井君の日常は気になるのかなと。
「寮では基本はしゃいでいますね。食事終わった後も(感染予防対策をした上で)みんなと食堂で話したり、風呂でも音楽流して楽しんだり。でも、一人の時間も自分は大切にしています。親とかも気にして電話とか掛けて来てくれて心配してくれるので、一人の時は心を落ち着かせたり、良い生活を送れています」


―サガン鳥栖U-18で挑戦したいというきっかけは?
「練習会に来て一番強度が高いというところもありましたし、松岡大起(現清水)という先輩がいて、自分と同じチーム(ソレッソ熊本)の先輩だし、自分がその時目指していた選手だったので、目指しているならばその人の道を辿っていきたいというのが自分の中であったことが理由です。でも、自分も負けていないと思います。自分はまだプロじゃないんですけれども、気持ちのところとか似ているし、近いと思います。すごく似ているんでタイプが。闘争心溢れているし、ソレッソがメンタリティーの部分を身に付けさせてくれるので、そういうところがすごく似ている。たまに相談したりしています。大起君は自分がトップに行っているとかも気にしてくれているので、『順調?』みたいなことは向こうが忙しくない時とか連絡してくれて、心の支えというか、身近にいる先輩だから目指しどころかなと思います」

―松岡君がユースでやっていないようなことを成し遂げるチャンス。
「自分たちこのチームだったらプレミアリーグやクラブユースの頂点を狙えるチームだと思います。でも、過信せず、もっともっと力を付けていかないといけない。日々成長というところは監督からも言われているので、そういうところを自分だけじゃなく、全員で共有してやっていかないと1位は取れないと思います」

―このチームで成長し続ける。
「一日一日充実しているし、成長できているので。良い環境だなと思います」

―サガン鳥栖のサポーターの方々に見て欲しいところは?
「自分の特長である守備のところや攻撃の推進力というところは、本当に力を持ってやっているので、そこはしっかりと良いものを見せれると思うので、見れる機会があったら見てもらいたいと思います」

(取材協力=ニューバランス)
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2022

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