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「味方が助かるという思いで走れる」。走力、技術力で違い示す鳥栖U-18MF楢原慶輝は感謝の念も原動力に

ゲキサカ / 2022年6月17日 19時20分

―ピッチ外では目立つタイプ?
「学校ではあまりはしゃいだりしないですね。意外と喋る機会もないんですよ」

―自身の性格は?
「寮とかでは、はしゃいでいますね」

―ピッチとは切り替えている。
「考えたり、試合を見たりもするんですけれども、切り替えるところは切り替えてやっています。ゲームは基本しないです。一番は音楽。サッカー以外のお風呂の時とか、筋トレの時は自分が選んで音楽を流しています」

―何を流したりしている?
「自分はヒップホップ系が好きなんですけれども、一緒にお風呂に入る人に合わせたりしています」

―サッカーを始めたのは?
「自分は2つ上にお兄ちゃんがいて、お兄ちゃんが小学校のチームに入るってなった時に自分年長だったんですけれども、『ずるい!』『自分も入りたい!』って言って無理にやらせてもらいました」

―サガン鳥栖に進んだきっかけは?
「小学校の時なんですけれども、『レベルの高いところでやりたい』と親に話していました。その頃、お父さんが鳥栖の方で働いていて、鳥栖のジュニアが練習しているところとか通りかかっていたのもあって、『セレクション受けてみない?』と言ってくれてチャレンジしようと思いました。小4の冬ですね。そこで受かりました」

―筑後市(福岡県)の自宅から通っていた。
「通っていました。鳥栖まで電車で18分くらいなので、そこから自転車で移動して、帰りは鳥栖駅まで戻って。親が迎えに来れる時は拾ってもらって、無理な時は電車で帰っていました」

―大変ではなかった?
「中学校は、(送り迎え無く)全部電車で。小学校の時よりは全然頼らずという感じでした。でも、家族の支えがなかったら絶対に今入れていなかったですし、本当に感謝しか無いですね。(鳥栖へ進んでいなかったら)今、高校の部活でサッカーをやっていたかもしれないです」

―感謝の思いは強い。
「家族とかは自分のなりたいようにと常に言ってくれるんですけれども、自分は家族への恩返しというのを一番考えているので。ここまで支えてくれたので絶対に恩返ししたいという思いで絶対にプロになって、家族全員サッカー好きなので、試合を観てもらいたいなと思っています。まずはトップ昇格して、活躍して日本代表になりたいです」

―鳥栖のサポーターの方々に見てもらいたところは?
「サガン鳥栖で育ったのでサガン鳥栖の魂というか、ベースの部分は小さい頃から培ってきたので、それをピッチで表現できるというところは見て欲しいですね」

―サガン鳥栖愛は特別。
「今、鳥栖のアカデミーダイレクターをやっている佐藤(真一)さんが、自分がジュニアに入った時の監督で、その時からずっと見てくれています。自分が小学校の時から見てくれているスタッフや選んでくれた人たちがいなかったらこのピッチに立てていないですし、本当に感謝しています」

(取材協力=ニューバランス)
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2022

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