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札幌光星が27大会ぶりに全国切符!! 粘り腰で帯広北に逆転勝ち

ゲキサカ / 2022年6月18日 9時40分

 また、苦境に立ち向かうことで、チームの良さが光った部分もある。同学年18人と少ない3年生の中には、インターハイで部活動を引退すると決めている選手もいる。選手の誕生日はチーム全員で祝うという仲の良い集団が、苦しい場面をともに戦うことで一丸になった。ディフェンスリーダーの熊谷は「主力のMF藤代大河(3年)が疲労骨折でベンチにも入れていないけど、全国大会の頃には復帰できると聞いていて、アイツのためにもという思いがあったし、インターハイでの引退を決めている3年生のためにも勝ちたいと思っていた」と試合にかけていた思いを明かした。自身は中学卒業でサッカーを辞めようと思っていたが、練習参加をした際に、上下関係がなくすべての選手が全力を出し合える雰囲気を感じ取って、思いを変えたという。土のグラウンドで練習に励み「仲の良さ」をチーム力に昇華させてきた札幌光星が、久々に全国の扉をこじ開けた。

 全国大会の目標を聞かれた主将の土井は「まず……。いやもう、なんすかね。優勝っすかね。優勝ですよ。全部、なんでも勝ちます」と殊勝な回答を辞めて、頂上への挑戦を宣言した。最初は信じきれなかった自分たちの可能性が見えた全道大会を経験し、自信を得た。全国でも、チームワークを武器に飽くなき挑戦を続ける。

(取材・文 平野貴也)●【特設】高校総体2022

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