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[プレミアリーグEAST]みなぎってきた圧倒的な「山田のエネルギー」。青森山田は横浜FMユースにアウェイで快勝!

ゲキサカ / 2022年6月27日 7時5分

 ファイナルスコアは2-0。「だいぶ守から攻のところのコンセプトとか、守備コンセプトが浸透してきたなと。理想通り。理想通り。この暑さの中でよく頑張ってくれました」と黒田剛監督も一定の手応えを口にした青森山田が、2位に付けている難敵をアウェイで撃破し、リーグ2連勝を達成。5勝5敗と星を五分に戻している。

 その前の試合の退場を受け、出場停止になった流通経済大柏高戦以来、スタメンを外れている三橋が明かしてくれた“昨日”の話が印象深い。「流経戦の前にみんなで“一体感”の話をしたんです。今回の試合はアウェイでチームメイトも多くはいないですけど、自分たちがそれ以上に声を出そうというのは、昨日のホテルでサブの選手だけで集まって話していたので、今日も前半からみんなベンチで声を出していましたし、みんなの一体感で山田のやるべきことができたのかなと思います」。

 三橋、DF迫田大空(3年)、MF小野理竜(3年)、MF奈良岡健心(3年)。この日のサブには、開幕戦の市立船橋高戦でスタメン起用されていた3年生がズラリと並ぶ。下級生の台頭でポジションを失った選手たちは、それでも飲水タイムになれば率先して準備に当たり、ピッチから戻ってきた選手たちを鼓舞し続ける。

 GK代田昂大(3年)は交代で代わった選手の元へ走って水とビブスを届け、終盤に投入されたFW武田陸来(3年)は身体の強さを生かして、何度もボールキープしながら時間を確実に消していった。そんな彼らが念頭に置いていたのは『山田のやるべきこと』。ピッチ内でも、ピッチ外でも、『山田のやるべきこと』を徹底したことで、チームに大きなエネルギーが生まれていることは疑いようがない。

 先制点を挙げた芝田は、今のチーム状況をこう語っている。「3年生は去年の重圧も感じながらスタートして、最初は思うように行っていなかったですけど、そこで2年生がどんどん活躍することによって、3年生の刺激になってきたと思いますし、チーム全体が『もっとやらなきゃ』という気持ちになっているので、良い感じになってきていると思っています」。

 試合後に「やっぱり勝った時の喜びというのはいいですね。今日の勝利は今まで以上に嬉しかったです」と笑顔を見せたキャプテンの多久島も含め、3年生が率先して実行してきた『山田のやるべきこと』が導く、圧倒的な『山田のエネルギー』。厄介なチームの、一番厄介なストロングが、ようやく彼らのもとへ帰って来つつある。

青森山田高のエネルギー源、DF三橋春希

(取材・文 土屋雅史)▼関連リンク
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