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注目校・東山は奈良育英と引き分け、3戦未勝利。「自分ら変われるぞと思って」2週間取り組み、インハイへ

ゲキサカ / 2022年7月10日 9時8分

前半36分、奈良育英高MF水流大翔が先制ゴール。インハイの有力校の一つ、東山高は3戦未勝利に

[7.9 高円宮杯プリンスリーグ関西2部第1節 東山高 1-1 奈良育英高 東山高G]

 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ 2022 関西2部は9日、延期されていた第1節の東山高(京都)対奈良育英高(奈良)戦を行い、1-1で引き分けた。東山は5勝2分2敗の2位、奈良育英は3勝1分5敗の暫定7位で中断期間に入る。

 今年、全国的にも有力校の一つに挙げられている東山は、3戦未勝利でインターハイへ向かうことになった。C大阪内定のU-18日本代表候補MF阪田澪哉(3年)、ともにU-17日本高校選抜で主軸を担ったCB新谷陸斗主将(3年)とMF真田蓮司(3年)をはじめ、昨年度の夏冬全国8強、選手権で3冠王者の青森山田高(青森)を苦しめた経験をしている選手を半数残すが、福重良一監督は「良い時っていうのを忘れてしまっている。失点が毎回あるのがキツいですね。そういう状況を作らせている。当たり前のことをこの2週間、3週間やっていないですよ」と指摘する。

 序盤の3連続ロングスローをはじめ、セットプレーやサイドからの崩しなど相手ゴール前のシーンを再三作っていたが、是が非でもという迫力を欠いてしまい、シュート14本で1得点。セカンドボールを拾う回数を十分に増やせず、相手と競り合うことが曖昧になっていた部分やボールを動かす部分でも、やるべきことが徹底できていなかった。チームが今年掲げている目標は日本一。主将の新谷はまず自身が変わり、「前は行けるなという感覚があったので、それを引き戻して超えて行くこと。下を向かずに自分たちは2週間もあったら自分ら変われるぞと思って、危機感を持って取り組んでいかないといけない」とチーム全員で変わることを誓っていた。

 東山は3-4-3システムでスタート。GKが佐藤瑞起(3年)、3バックは保坂崇人(3年)、新谷、仲里勇真(3年)、右WB沖村丈也(1年)、左WB菊山和椰(3年)、真田と松橋啓太(3年)のダブルボランチ、前線は右から阪田、豊嶋蓮央(3年)、北村圭司朗(3年)が並んだ。

 一方の奈良育英はプリンスリーグで現在首位独走中の近大附高(大阪)に黒星をつけるなど開幕3連勝と好スタートを切ったものの、その後5連敗。悪い流れの中で迎えたインターハイ予選も準決勝で敗れている。この日は出場停止のGK伊藤圭介(3年)に代わって身長155cmのGK瀧川笑玄(2年)が初先発。右SB吉田悠人(3年)、CB奥村央樹(2年)、CB植村翔輝(1年)、左SB西尾駿(3年)、大西陽太主将(3年)と水津煌人(1年)のダブルボランチ、右SH磯貝新之助(2年)、左SH水流大翔(2年)、トップ下が濱上大輝(3年)、1トップは井登奏汰(2年)が先発した。

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