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長期離脱から待望の復帰。青森山田DF多久島良紀主将「しっかりその借りを返せるように頑張っていきたい」

ゲキサカ / 2022年7月23日 23時11分

―インターハイまでに取り戻したい。
「昨年ほどの圧倒的な力の差は見せられないかもしれないですけれども、春から掲げていた『一戦一戦全力で戦う』ということができれば、どんどん優勝に近づいていけると思います。まずは先を見ずに目の前の試合に挑んでいくという目標へ、立て直していきたい」

―多久島選手は東北大会で復帰予定(取材は6月中旬)。楽しみで仕方ないのでは?
「去年の冬に怪我して、サッカーができない時期が凄く長くて苦しんだ部分があるんですけれども、家族だったり、チームメートだったりに励まされてやっとここまで来たという気持ちです。ただ、まだ再スタートしただけなので、満足せずに、今までチームに助けられてきた部分があるので、しっかりその借りを返せるように頑張っていきたいです」

―何が一番辛かった?
「やっぱりチームが負けている時に自分が何もできないという悔しさともどかしさがありましたし、みんながサッカーをして試合で経験を積む中で自分はできないというのが一番悔しかったですね」

―寮で「クソっ」という気持ちになることも。
「本当に怪我した時もそうなんですけれども、落ち込む時が凄く多くて、でも家族に『落ち込むな』『前を向け』と言われて。チームメートもそうですけれども、励ましの声が多かったので、今、こうやってピッチの上に立てる状況にある。本当に自分だけの力だけじゃないので、感謝したいです」

―黒田監督や正木コーチからも激励の言葉もあった。
「監督には『早く戻れるように、(慌てず)ちゃんとリハビリしろ』と声を掛けられていて。正木さんもそういう言葉を。自分は一年の頃から色々と経験させてもらっていて、その経験などを伝えるという責任もあったと思うので、そのプレッシャーも与えてもらいつつ、リハビリはちゃんとしていました」

―さすがに、プレッシャーはあった?
「ありましたね(苦笑)」

―個人としては、体を離脱前のレベルに戻さないといけない。まずそれがとても大変だったのでは?
「最初動き出す時は凄く重くて、これ復帰できるのかなという不安もあったんですけれども、若松トレーナーや監督、正木さん、本当に色々な人に支えられてリハビリも全力ですることができましたし、まだコンディションは完全に戻っていないですけれども、どんどん上げて行って、元の状態以上のプレーが見せられるようにこれからも頑張っていきたい」

―現段階の状態は?
「スピード、対人、ジャンプのところはまだまだ上げないといけないですけれども、筋力的な部分や、体つきは怪我する前よりも大きくすることができましたし、何より自分が去年試合に出ていて外から見る側になっていなかったので、サポートする側のことを感じることができました」

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