混乱招いた福岡vs川崎Fの一発レッド…発端は「カード対象の見失い」JFA審判委が説明
ゲキサカ / 2022年8月23日 20時0分
さらに東城氏は審判側の視点から「どうやったら皆さんにより納得感を持って事を進められるかが次のポイント」と指摘。選手の混乱を小さなものにすべく、「レッドカードをポケットから出して手に持った状況で、『出したいけど番号がわからない』ということを周りの選手に伝えることが方法としてあった。その上で周りの副審、4thとコミュニケーションを対応できればよかった」とさらなる改善に向けた構えも見せた。
もっとも、こうした例外的な対応がなされた際には、選手だけでなくファン・サポーターの混乱を招きかねない点も留意しておく必要がある。実際、今回の件では「VARが主審の判断を待たずに介入したのではないか」「主審がイエローかレッドかを迷っていたのではないか」という疑いの声がネット上などで噴出。また判定検証番組『Jリーグジャッジリプレイ』では、主審がインカムでやり取りをしていたのはVARではなく副審なのではないかと結論づけられていた。
スタジアムやテレビを通じて試合を観戦しているサポーターに対し、VARによる判定の流れをいかにして周知していくかはシステム導入初期からの課題。最近では徐々にルールが周知され、頻出事例では混乱なく受け止められることが多くなっているが、この例外事例はファン・サポーターへの伝達方法の必要性もあらためて感じさせられるものとなった。
(取材・文 竹内達也)★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2022シーズンJリーグ特集ページ
●DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
JFA審判委がJ1前半戦の判定データを公開…昨季に比べて精度向上傾向も「もっと突き詰めていく」
ゲキサカ / 2024年7月19日 10時45分
-
なぜサッカーの試合で「幻のゴール」が相次いでいるのか…「ビデオ判定」を導入したらジャッジの98%が覆った本当の理由
プレジデントオンライン / 2024年7月15日 9時15分
-
Jリーグで機材トラブル…VAR適用不可の異例事態 幻ゴールも決まった“空白の13分”裏側
FOOTBALL ZONE / 2024年7月12日 8時30分
-
「EURO見たらまだまだ」 Jリーグ判定で欧州と"差"指摘…VAR介入精度「悪くはない」と評価
FOOTBALL ZONE / 2024年7月11日 17時5分
-
名古屋vs浦和のVAR機材トラブルはモニター電源が原因…JFA審判委が経緯と今後の運用方針を説明
ゲキサカ / 2024年7月10日 19時56分
ランキング
-
1「日本から脅迫を受けている」 柔道の不可解判定で勝者側が主張 「負けを認めるべき」地元メディアは疑問
THE ANSWER / 2024年7月28日 11時32分
-
2大谷翔平 2戦ぶり32号!年間48発ペース 自己最速タイ191キロ弾、135m特大弾に敵地も騒然
スポニチアネックス / 2024年7月28日 8時49分
-
3中国も衝撃走った張本&早田組の1回戦敗退「超大型の番狂わせ」 北朝鮮「謎のペア」の勝因は
THE ANSWER / 2024年7月28日 11時3分
-
4パリ五輪柔道男子・永山竜樹を絞め続けたガルリゴス“悪魔の6秒”大炎上!批判殺到「殺人未遂と変わらない」
よろず~ニュース / 2024年7月28日 15時16分
-
5バスケ日本戦のブーイングに賛否両論 敵地に響き「誇らしすぎんか」 一方で「態度悪すぎ」の声も
THE ANSWER / 2024年7月28日 7時55分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)