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幕を開けた日本一へのリスタート。インハイ決勝以来の公式戦に臨んだ帝京は三菱養和SCユースとドロー決着

ゲキサカ / 2022年9月4日 19時50分

帝京高と三菱養和SCユースの激闘はドロー決着!

[9.3 高円宮杯プリンスリーグ関東第10節 帝京 1-1 三菱養和SCユース 帝京北千住G]

 一躍脚光を浴びた夏の全国準優勝は、もちろん自信にはなったけれど、もう過去のこと。最大の目標である選手権予選での東京制覇と、冬の日本一を成し遂げる戦いがより厳しいものになることは十分承知。その上で、再びカナリア軍団の名を全国に轟かせてみせる。

「夏は『決勝まで勝ったね』ではなくて、『最後に負けたから、このままじゃ足りないな』というのは凄く思っているところです。だからこそ、練習試合とか練習の紅白戦でも甘いプレーは許されないですし、練習1つでももっと集中力が必要ですし、1つのプレーの重みというのは凄く自分の中で感じていますね」(帝京・伊藤聡太)。

 東京の名門同士が激突した“再開初戦”はドロー決着。3日、高円宮杯 JFA U-18 サッカープリンスリーグ関東第10節、帝京高(東京)と三菱養和SCユース(東京)の対戦は、三菱養和SCユースが前半にFW秦優太(3年)のゴールで先制したものの、帝京も後半に完璧な崩しからFW齊藤慈斗(3年)が同点弾をゲット。スコアは1-1で終了し、勝ち点1を分け合っている。

 オープニングシュートは前半3分の帝京。「全国の決勝で1人では何もできなかったですし、課題はたくさん見つかりました」と話すキャプテンのFW伊藤聡太(3年)が左カットインから枠の左へ逸れるシュートまで。一方の三菱養和SCユースも10分にはMF奥山誠幸(3年)のフィードを秦が収め、MF児平陽大(3年)のシュートはゴール右へ外れるも、まずはお互いにゴールへのトライを繰り出し合う。

 ただ、少しずつゲームリズムを掴んだのは「相手が良いのはもちろん理解した中で、しっかり堅くやりながら、空いた所を攻めるイメージ、速い攻撃でフィニッシュまで行けるイメージを狙っていました」と庄内文博監督も話した三菱養和SCユース。7月から始めたというDF田中涼大(3年)、DFシーバーアガスティン優人(3年)、DF平工雄大(3年)で組んだ3バックを中心に、きっちり守備に軸足を置きながら、秦とFW竹岡創(2年)の馬力で縦に速いアタックを徹底し、相手ゴールに迫るシーンを創出していく。

 すると、先にスコアを動かしたのもアウェイチーム。28分。ここもシンプルに裏を狙ったボールは前線に繋がらなかったものの、相手DFのバックパスが小さくなると、見逃さなかった秦がかっさらってそのままフィニッシュ。ゴールネットが鮮やかに揺れる。

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