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再び北信越の主役へ返り咲くために。“人間力改革”に着手しつつある新潟U-18は金沢U-18に2-0で快勝!

ゲキサカ / 2022年9月11日 18時48分

アルビレックス新潟U-18はホーム最終戦を2-0の快勝で飾る!

[9.10 高円宮杯プリンスリーグ北信越第15節 新潟U-18 2-0 金沢U-18 デンカスワンフィールド]

 今のままでいいなんて、誰も思っていない。みんなが知っているこのチームの輝きを取り戻すために、もっと大きな空へと高く高く羽ばたくために、この道を突き進んでいくのだと、改めて覚悟を決めたのだ。

「昔のイメージでは北信越と言ったらアルビだったわけで、全国に出て行ってもやれるし、選手もトップチームに入っていって、他のチームに行ってもやれるという土台はあるので、それをもう1回何とか取り戻したいと思っています。高体連も含めて北信越自体のレベルもかなり上がってきているので、そこで切磋琢磨しながら、もう1回その中心にいられるようになっていかないといけないんじゃないかなって」(新潟U-18・熊谷浩二監督)。

 ホーム最終戦で若き白鳥、躍動。10日、高円宮杯 JFA U-18 サッカープリンスリーグ北信越第15節、アルビレックス新潟U-18(新潟)とツエーゲン金沢U-18(石川)が激突したJユース勢同士の対戦は、前半37分にMF長谷川紡(2年)がゴラッソを叩き込めば、後半2分にはFW森田翼(3年)も念願の今季公式戦初ゴールを記録した新潟U-18が2-0で快勝。大きな勝ち点3を奪い取っている。

 立ち上がりは金沢U-18の勢いが鋭い。2分には右サイドで得たCKをレフティのDF山下莉人(3年)が蹴り込むと、こぼれに反応したMF高橋祐翔(2年)のシュートは寄せた新潟U-18ディフェンスがブロック。4分にも山下のピンポイントクロスに、飛び込んだFW中川豪(3年)が完璧なボレーで合わせるも、ここは新潟U-18GK内山翔太(1年)がビッグセーブ。

 13分にも左サイドをMF宮前享真(3年)が抜け出すと、内山が果敢に飛び出してクリアしたものの、守備でも右からDF北啓佑(3年)、DF岡本翼(3年)、DF上多快生(3年)、山下で組んだ4バックが安定感を打ち出すアウェイチームに、得点の香りが漂い続ける。

 ただ、「相手が背後を狙ってきていたので、背中を取られないようにラインをコントロールしたり、セカンドボールの球際はみんなで声を掛けてやっていました」とディフェンスリーダーのDF丸山嵩大(3年)が話したように、新潟U-18は前半の飲水タイムで修正を図ると、その丸山とDF河田波大(3年)の両センターバックを中心に、徐々に守備の強度とアラートさが増していく。

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