[プレミアリーグWEST]“数センチ”のこだわりが導く成長への確かな道筋。東福岡は敵地でC大阪U-18に競り勝って怒涛の3連勝!
ゲキサカ / 2022年9月18日 8時0分
4月。東福岡はC大阪U-18に、ホームで0-7と屈辱的な大敗を喫していた。「セレッソには前回の対戦で7点獲られて負けていて、そこで1回チームが変わるきっかけを作ってくれたチームなので、自分たちの変わったところをしっかり証明するために、後期のセレッソに対しては絶対勝つことを目標にしてきました」と明かすのは須田。5か月経った現在地を測るには格好の相手に、最後は苦しみながらも勝ち切ったことには、チームが辿ってきた成長という意味でも、勝ち点3以上の価値があったのだ。
ただ、冷静な指揮官は試合後もいわゆる“兜の緒”を、きっちりと締めている。「目標としている勝ち点3が取れたことは非常に良かったですけど、ウチは得失点差もマイナスが多いので、それを少しでも減らすためには、失点の場面で寄せられなかったのはちょっと残念かなとは思いますし、ここで一喜一憂することなく、また次のゲームに向けて準備をしないといけないなと思います」。
キャプテンマークを巻く須田の言葉が印象深い。「今までの目標は『降格圏に入らない』ということだったんですけど、今日もしっかり勝ったことで、『上位に食い込んでいく』ことが目標になってきました」。足元は見つめながらも、図られつつある目標の“上方修正”。その先にある最大のターゲットとも言うべき選手権を見据えつつ、着実にチームは上昇気流に乗ってきた。
「本当に悔いのないようにやりたいですし、選手たちにもやってほしいと考えていますし、球際の数センチであったり、ゴール前の数センチであったり、本当にあともう少しというところを突き詰めながら、彼らにはもっとやってほしいなと思います。残りのプレミアも選手権もしっかり勝利を獲りたいですね」(森重監督)。
“数センチ”のこだわりが導く、成長への確かな道筋。着々と始まっている赤い彗星の逆襲から、目が離せない。
(取材・文 土屋雅史)▼関連リンク
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