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日本vsアメリカ 試合前日の森保一監督会見要旨

ゲキサカ / 2022年9月23日 11時31分

森保一監督

 日本代表は23日、ドイツ・デュッセルドルフで行われるキリンチャレンジカップでアメリカ代表と対戦する。森保一監督は22日、試合会場のデュッセルドルフ・アレーナで前日会見を行った。

 以下、試合前日の森保一監督会見要旨

●森保一監督

「キリンチャレンジ杯のアメリカ戦を戦わせていただくが、まずはサポーターの皆さんにいつもの応援を感謝したい。ありがとうございます。明日のアメリカ戦だが、W杯に向けていい準備となるように試合に臨みたいと思っている。ただし、W杯に向けての準備の親善試合とはいえ、目の前の一戦に最善を尽くすこと、勝利を目指すことを続けながら、やってきたことを積み上げていけるよう、W杯に向けていい戦いができるよう、いい結果を出せるよう、積み上げになる試合ができれば」

——これまでと違うエッセンスを加える部分はあるか。微調整をする部分はあるか。
「ベースの部分は変わらないと思う。そこを軸に目の前の対戦相手は変わっていくので、チームのベースであるコンセプトを軸にしながら対戦相手とわれわれの戦い方を噛み合わせた時、出てくる相手の良さを消すことと、相手のウィークを突いていくことを試合の中で出していければ。ただ相手あっての試合で、対戦相手に勝たないといけない。W杯仕様ということに走りすぎて何かを変えないといけないことにメンタルが行きすぎて、これまで築いてきたベースが失われないよう、ベースがありつつ、アジアの戦いからW杯という世界の戦いに臨んでいくにあたっての積み上げができるよう、変化をもたらせるようにしたい」

——練習公開日に4-2-3-1のシステムを試していた。最近は4-1-4-1が続いていたが、テストしたい思いがあるのか。
「これからの親善試合、W杯に臨むにあたって、4-1-4-1、4-2-3-1、6月にガーナ戦の終盤に3バックも短い時間だが試した部分はオプションとして持っていきたい。明日の試合についてはこれから練習で最終的に詰めて決めていきたいが、4-2-3-1か4-1-4-1で臨みたいと思っている」

——ベースのところを失わないようにというのがあったが、選手が必死になってアピールに向かうこともあると思う。ベースを失わないようにするため、チームの積み上げをするため、それぞれの観点でどういったことを意識させたいか。
「まずチームの積み上げという部分ではアジアでの戦いとW杯での戦いで、対戦相手が違ったり、力としても違うところがあると思うが、まずはベスト16の壁を破ってベスト8まで行くというのは最初から最終目標として持ちつつ、どういうことをやっていけば目標に辿り着けるかを持ちながら、目の前の対戦相手に打ち勝っていくためにはどうしたらいいかということ、目標を持ちながら目の前の最善を尽くすというのをやってきた中、ベースは変わるものはない。選手のメンタル、目の前の対戦相手という選手が目にしている部分はアジアと世界の戦いは違うという認識があると思うので、これまでやってきたことが全てではないが、活きてくるものだと自信を持って、さらに世界で勝つためには何をしなければならないかを持ってほしい。アピール合戦ということについては代表でこれまでの親善試合をやっていても、直近の6月に国内で戦わせていただいた4試合についても、競争であったり、生き残りは含まれていると思う。代表に絶対的に保証されているものはないというのは選手はわかっている。常に競争の中でプレーしてくれている、でも競争だけでなく、日本のために戦うんだということを持ってくれている。私自身は心配はしていないし、仮にアピールの姿勢が強いなと思っても、そこは歓迎しながらチームのほうに向いて来られるように働きかけをしたい」

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