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日本vsアメリカ 試合前日の森保一監督会見要旨

ゲキサカ / 2022年9月23日 11時31分

——連携連動、ハードワークというベースがある中で、ここからの2か月で積み上げなければいけないことは。
「これまでどおりということを言いすぎないようにしないといけない。選手は代表活動とともにもちろん自分の所属チームがある中で、所属チームと代表を行ったり来たりする中、比重としては日常の活動は所属チームのほうが大きい。これまでどおりと言っても、そこは飛んでしまっている可能性があるので、代表活動の時に試合前の与えられた期間の中でどうやって戦うかを映像ミーティングや、ピッチ上の練習でしっかり確認しながらベースを把握してもらえるようにしたい。攻撃の優先順位、守備の優先順位でコンセプトとして伝えているが、対戦相手によって状況は変わるので、そこでボールを高い位置で攻撃から守備に切り替わった瞬間、ボールを奪いに行きたいけどいったんコンパクトなブロックを作って、相手の攻撃に制限を加えながらボールを奪いに行く、そこから守備から攻撃に行くという対戦相手との噛み合わせで起きることを確認して試合に臨んでいきたい。守備では失ったところから即時回収したいが、そうじゃない時、相手に握られた時に、握られて困るのではなく、持たせながらプレッシャーをかけて、相手が嫌がる守備をするんだ、そこから奪って攻撃に行くんだという、見た目では受け身に見えるかもしれないが、気持ちの面で攻撃に移れるように、いい守備から攻撃に行けるようにというのがよりレベルの高い相手には必要。攻撃では速攻と遅攻で、いい守備から攻撃にという速攻、カウンターを仕掛けるところは素早く攻撃に移れるようにしなければならないが、相手も簡単にやらせてくれる相手ではない。ボールを握りながら、自分たちの時間をしっかり作りながら、相手にダメージを与えていけるように、強い相手と戦う中でトライできるようにしたい」

——好調な選手が攻撃陣にいる。最終予選で活躍できなかった選手も多いが、どう組み込んでいくか。
「最終予選で中心として戦ってくれた選手たちを中心に、もちろんチームづくりを進めているが、いま好調な選手をどうチームに組み込んでいくかは明日の試合でも試していきたい。今回、代表初招集ということではないが、国内組でE-1選手権の活躍から今回招集した選手も含めて、時間としてはどれだけ与えてあげられるかわからないが、チームの積み上げをしていくことも含め、試さなければならないこと、試したいことを組み込んでいきたい。好調な選手、新たに加わってきた選手たちに全員チャンスをあげられるかわからないけど、できる限りピッチに立ってもらって、その選手をどれだけできるかということと、融合の幅を広げていけるようにしたい」

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