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日本vsエクアドル 試合前日の森保一監督会見要旨

ゲキサカ / 2022年9月27日 7時12分

W杯で戦う監督のフィロソフィーと、ドイツが日本サッカーに貢献している部分は。
「チーム全体としてはいい守備からいい攻撃というところはチーム作りの中でコンセプトとしてやってきた。そしてハイインテンシティ、ハイスピードの中で技術を発揮するということを目指してやっている。選手個々に要求するところにおいては、世界のスタンダードの中で強さを身に着けるというところから、日本人の特徴もある俊敏性、技術の発揮、メンタル的には戦い続ける勤勉性を持ってやっていく、世界で通用する強い個がメンタル的にもチーム一丸となって、和をもって戦えるように、お互いがやることを思いやって、察してつながっていくことはチーム作りの中で活かしていきたいと思っている。またドイツのサッカーが日本のサッカーの発展にどう貢献しているかという点では非常に大きな貢献だと思っている。前回の東京五輪、メキシコ五輪でクラマーさんが日本のサッカーの発展のためにいろいろ教えてくださり、そして日本代表のチーム作りをしてくださったことで、メキシコ五輪では男子サッカーが世界大会で唯一メダルを手にしたことに貢献してくださり、その後の日本のサッカーの発展に貢献してくださった。また、ドイツの指導者がクラマーさん一人でなく、日本リーグ、Jリーグとたくさんの指導者がまで来てくださり、発展してくださったと思う。選手ではリトバルスキーさんであったり、ブッフバルトさんであったり、創成期から携わって、発展に貢献してくださったと思っている。リトバルスキーさんらJFAの組織作りや世界で勝っていくための戦い方、指導者養成もドイツから多くのことを学ばせてもらっている。大きな貢献をしてくださっている。今度のW杯ではブンデスリーガで1部、2部と合わせてもたくさんの日本の選手がプレーし、世界のスタンダードを身につけられているということは、このドイツの素晴らしい環境のなか、トップトップのグループでよりたくましく成長してくれている大きな要因となっている」

——東京五輪での選手層ではターンオーバーをしきれなかった。今のチームでは2チーム分の選手層がいるという認識か。
「五輪の時もそういう決断をすればできていたかもしれないが、勝つためにというところで戦い方を選択した。チーム作りの考え方は、幅広く、頂点を高くするということ。こういう大会にある時、50人前後の大枠のリストを作って提出することになっている。3チーム、4チームできるくらいの幅を持って、各親善試合、大会に向けて選手リストを作ってチーム作りをしてきた。現実的に言うと、同じポジションに2人か3人くらい、何かがあった時にも入れ替えて、チーム力を落とさずに戦うことができると思っている。最終的にカタールW杯でどう勝っていくかの決断をするかわからないが、あまり変えずに戦う判断をしたときは選手の状態などを見ていて、そういう判断をするかもしれないが、選手の疲弊やアクシデントなどが起きた時、次の選手が出てもチームの機能性を落とすことなく、できるだけの選手層があると思っている」

(取材・文 竹内達也)★日本代表など参加32チームの最新情報をチェック!!
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