PK論争は「ナンセンス」 浅野拓磨がW杯で痛感した本当の“壁”「これをあと6試合やるのか…」
ゲキサカ / 2023年1月5日 20時50分
―浅野選手を含め、いろんな選手が積極的にテレビ出演していましたが、どんな思いがあったのですか?
「選手がだれか言っていましたが、キャプテン(吉田麻也)から『どんどんメディアに出よう』という声がけはチーム内でもありました。もちろん、僕自身もW杯に出た僕たちだからこそ、今やるべきこと、やれることはたくさんあると感じていました。メディアに出て、自分の名前やサッカーを知ってもらうというのは大切なことですし、W杯でみんなに応援してもらって、サッカーを応援してくださるみなさんの前に自分が立ってやれることがあるならしっかりやっていこうと思っています」
―クロアチア戦のPK戦に関して、選手による挙手制は良かったのか、あるいはもっとPKの練習をしたほうがいいのではないかなど、さまざまな意見がありました。こうしたPK論争について、一人の選手としてどう思いますか?
「周りの方が何を言うかは自由だと思いますし、それに対していちいち反応していたら、僕たちは何のためにプレーしているのか分からなくなってしまうと思います。そうした声に対して何か言えることがあるとすれば、PKの練習はみんなしていましたし、PK戦になることもシミュレーションして毎日、練習していましたし、練習ではみんな決めていたということだけですね。ですので、そういうことを言うのは選手からしたらナンセンスだなと思います。ただ、そうやって声をあげてくださることが、サッカーを注目してもらうことにもつながると思うので、どんどんそういう意見を言ってもらって、そういう意見を交わしたうえでサッカーを見てもらえたらいいなと思いますね。僕たちが結果を残せば、いろんな声をかけてくださると思いますし、僕たちは僕たちがやるべきことに集中するだけかなと思います。逆に僕はPKの練習をしていなかったので(笑)」
―クロアチア戦の前日も蹴っていなかったんですか?
「前日はチーム全員でPK練習をやろうと言っていたので蹴りましたけど、その練習がつながったかと言われると、そうは思っていないですね。僕はPKの練習は意味がないと思っているタイプなので(笑)」
―チームとしてPK練習をやったときは蹴ったけど、個人ではやらなかったということですね。
「チームとしては前日しか(PK練習を)やらなかったと思いますが、他の選手は前日だけでなく、毎日、PKの練習をしていました。だからそういう声に対して言えるのは、僕はしてなかったですが、PKを決めましたよということぐらいですね」
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