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結果が出ず、苦しい時期もブレなかった日本一という目標。昌平が感謝の埼玉連覇!

ゲキサカ / 2023年11月15日 1時12分

 浦和南は2枚替え直前のタイミングで痛い失点。この後、MF竹内翔馬(3年)のロングスローなどセットプレーからゴール前のシーンを作り出す。40+1分にはゴール前の混戦から交代出場FW掛谷羽空(2年)がゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定。浦和南の名将・野崎監督も、「隙が無かったですね」と認める戦いで昌平が2連覇を達成した。

 昌平の長は、全校応援で後押ししてくれた仲間たちに感謝する。「色々な問題があったんですけれども、その中で応援してくれる仲間がいるというのは嬉しいですし、その中で自分たちは勝たないといけないという責任があるので、勝てて良かったです」。学校関係者、同級生ら様々な人たちの支えを受け、チームが難しい時期も成長することにこだわってきた。

 長は「勝てていなかったので、(他のことに目を向けるよりも)『自分たちの心配をしろ』って仲間で話していたので、そういう面でブレずにやってきたことがこういう結果に繋がったと思います」と語り、「(自分たちは)日本一を取らないといけないチームだと思っています。色々な責任がありますし、本当に今年で日本一になって色々な人に恩返ししたいです」と力を込めた。

 また、佐怒賀も「インターハイで負けたり、プレミアリーグも悪い時期が続いたんですけれども、村松さんから『日々成長』ということで自分たち練習にこだわっていますし、日本一という目標掲げて、自分たちはできると思っているので、これからも練習からこだわってやっていきたい」。昌平はインターハイで3度3位に入っているが、選手権の最高成績は8強。日本一の難しさは十分に理解しているが、自分たちもまだまだ成長できる。長期離脱していたU-17日本高校選抜DF上原悠都(2年)も間もなく復帰予定。プレーできない悔しさを堪えながらチームを支えてくれる石川主将や、応援をしてくれる仲間たちに必ず選手権で恩返しする。

(取材・文 吉田太郎)
●第102回全国高校サッカー選手権特集

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