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日本vsミャンマー 試合後の森保一監督会見要旨

ゲキサカ / 2023年11月17日 14時12分

―途中出場でA代表デビューを飾った選手がいた。GKを代えることは珍しいと思うが、前川黛也をデビューさせた狙いは。渡辺剛はなかなか見せ場はなかったが、佐野海舟はボールによく絡んでいた。彼のパフォーマンスをどう捉えたか。
「まず前川のところから言うと、これまでも招集させていただいていたが、出場のチャンスを与えてあげられなかった中、トレーニングでも非常にいいパフォーマンスを見せてくれていたし、どこかでチャンスを上げることができればと思っていた中、選手としてはスタートから出ることを一番望んでいると思うが、W杯アジア予選の緊張感がある中、短い時間だけど試合に出てもらうことが本人がこれまで見せてくれたプレーに対する評価につながればいいと思っていた。チームとしても無失点で勝ち切って行きたいなか、プレゼントで出場資格を与えるつもりはなく、無失点でチームに貢献してくれるというプレーを練習で見させてもらったのが非常に大きかった。所属チームで、Jリーグで優勝を目指して戦っているチームの守護神としてしっかり結果を出しているので、この代表の舞台でプレーする権利があると思い、今日の出場に至った。また公式戦の経験値は本人のキャリアにとってもさらにレベルアップしていくものだと思うし、われわれのチームの総合力を高めていくためにも、彼個人にとっても代表チームにとっても、所属チームにとってもプラスになると思う。海舟に関しては相手のボールを刈り取る力、連続で守備をしてボールを奪う、味方にボールを奪わせるという守備の部分での能力を発揮してくれた。攻撃の部分でも起点として守から攻へのつなぎ役になれるという、普段鹿島でも見せてくれているプレーを代表でも見せてくれたと思う。攻撃の力もある選手だと思うが、パスのクオリティー、攻撃の関わりという部分は戦術的に合っていないというか、このチームに馴染んでいないところはあると思うが、個人のレベルアップという点では守備も磨いてもらいながら、攻撃の部分もさらに上げてもらえるよう、今日の試合の経験がつながってくれれば私自身も指導者として嬉しい。細谷真大だが、得点を取りたい気持ちはすごくあったと思うし、ゴール前に飛び込んでクロスに入っていく、起点となる部分、試合の状況に合わせて自分がゴールに向かうことと、チームがゴールに向かう部分で状況を見極めてチームに貢献してくれた。できれば点を取ってさらなる自信にしてもらいたかったが、今日は残念ながら悔しい思いで試合を終えたと思う。そこは経験したことで今後のレベルアップにつなげてもらえたら嬉しい。あと剛に関しては久しぶりの代表で、E-1は国内組だけで戦ったし、彼も東京五輪世代でA代表キャップがついたと思うが、今回は初代表ではないが全体的なフル代表で言うと初と言っても過言ではない代表キャップかなと思う。我々も選手のスカウティングをしている中、ゲントはベルギーリーグでもトップ争いをしているし、その中心として、国内リーグ、ヨーロッパの戦いの中で試合に出続けているところを評価させていただいている。今日のプレーの中で見せ場があまりなかったと言われたが、守備では高さ、コンタクトもヨーロッパで激しく厳しく戦っているところがあるからこそ落ち着いて対応できるところは普段やれていることがあるからこそのプレーを見せてもらった。さらに代表での経験と刺激が彼の成長につながると嬉しい」

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