別々の進路を選んだ「元チームメイト」がファイナルで再会。青森山田MF福島健太と広島ユースDF黒木一心が交わした抱擁は次のステージへのリスタート
ゲキサカ / 2023年12月11日 19時55分
「青森山田も大変な環境の中で、健太も揉まれて試合に出ていたことは自分の刺激になっていましたし、自分も負けたくないという想いは強かったですね」と取材エリアで口にした黒木は、あることをそっと教えてくれた。「RIPのみんなと『大学、どこ行く?』みたいな話をしていた時にわかったんですけど、健太とは一緒の大学でした」。
高校を卒業したら、彼らは再び同じ大学でチームメイトに戻るという。黒木は次の4年間に向けて、こういう言葉で想いを馳せる。「ここで日本一にはなれなかったんですけど、大学では1年生からゲームに絡んで、日本一になって、この試合の借りを返したいと思います。やっぱりこんな大舞台でプレーできたことは凄く良い経験になりますし、こういう試合でもいつも通りのプレーがどんどん出せるような選手になっていきたいです」。
福島が話してくれたことも印象深い。「このファイナルを戦えた相手と、また同じチームで4年間やれるということは凄く誇りに思いますし、中学の時には一緒にやっていて、高校は離れ離れになって、また大学で一緒にできるというのは本当に嬉しいことなので、また大学に入っても2人で頑張りたいと思います」。
別々のチームで3年間にわたって掲げてきた目標は、再び同じチームで4年間を掛けて追い求める目標に変わる。次は同じユニフォームを着て、日本一に。福島と黒木が記していく新たなストーリーは、このファイナルの抱擁から幕を開ける。
(取材・文 土屋雅史)●高円宮杯プレミアリーグ2023特集
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