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[東京都CY U-17選手権]トップチームの基準を知る佐藤由紀彦新監督が挑むのは「勝負にこだわる姿勢」と「サッカーを楽しむ姿勢」の両立。FC東京U-18が町田ユースとの打ち合いを5-3で制す!

ゲキサカ / 2024年2月25日 18時17分

 右サイドのCKをMF真也加チュイ(2年)がショートで始めると、武田、真也加と回ったボールを関は縦にグサリ。武田が粘って残したこぼれ球をDF森高優(2年)が左足で打ち切ったシュートは、ゴールネットへ到達。1-1。町田ユースが追い付いてみせる。

 セットプレーにはセットプレーでやり返したFC東京U-18。失点から2分後の43分。こちらは左サイドで獲得したFK。菅原が利き足の左足で入れたキックへ、果敢に飛び込んだ浅田が身体に当てたボールはゴールへ転がり込む。「『良いボール、来い!』と思いながらずっと狙っていましたけど、自分もどこに当たったかわからなかったです(笑)」という25番が気合の一撃。前半はFC東京U-18が2-1と勝ち越して、45分間が終了した。


 ハーフタイムが明けると、そこからは双方が打ち出すチャレンジへの姿勢が、得点という形で積み重なっていく。まずは後半3分のFC東京U-18。相手の横パスを奪った菅原は、ゴールまで30m近い距離から躊躇なく左足を振り抜くと、ボールは鮮やかにゴールネットを揺らす。「蹴った瞬間に『入ったかな』と思いました」というレフティのゴラッソ。3-1。

 9分は町田ユース。細かいパスワークの流れから、前を向いた武田はタイミングを見計らって、絶妙のスルーパスを裏へ。抜け出したFW西川瑞希(1年)は左のポストに当てながらも、ゴールを奪い切る。「あれはトレーニングしている形なので、相手を崩して点を獲るという意味では良い形でしたね」(中山監督)。3-2。

 12分はFC東京U-18。前からのチェイスで相手のビルドアップを追い込むと、果敢なプレスで相手からボールをさらった菅原は、「なんかゴールが大きく見えましたね。『入るな』と感じました」とGKとの1対1も冷静に制し、自身2点目をゲット。4-2。

 そこから1分も経たず、直後の12分もFC東京U-18。ここも町田ユースのビルドアップを狙い打った浅田が、巧みなインターセプトから放ったループシュートが、美しい軌道を描いてゴールネットへと飛び込んでいく。「ボールを奪えた瞬間に『よっしゃ!』と思って、ゴールを見たらキーパーも前に出ていたので、『打っちゃおう!』と。ちょっと気持ち良かったですね」(浅田)。5-2。

 26分は町田ユース。今度は逆に右サイドの高い位置で張った網で相手ボールを絡め取り、FW林夏生(1年)のカットから武田が丁寧なラストパス。真也加のフィニッシュがFC東京U-18のゴールを打ち破る。

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