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[東京都CY U-17選手権]トップチームの基準を知る佐藤由紀彦新監督が挑むのは「勝負にこだわる姿勢」と「サッカーを楽しむ姿勢」の両立。FC東京U-18が町田ユースとの打ち合いを5-3で制す!

ゲキサカ / 2024年2月25日 18時17分

 そもそもトップチームで起きた事象はU-18の選手にもイメージしやすい上に、そこで明示されたものはそのまま昇格するための基準にもなる。「由紀彦さんは去年もずっとトップチームでやられていた人なので、言われたことを吸収できればトップに行った時にやるべきことを身に着けた状態で行けますし、そこも良いところだと思います」と菅原が話せば、浅田も「由紀彦さんはトップでやられていた方なので、わからないことがあったらどんどん聞きに行ったりしていますし、やっぱりトップチームに昇格することが目標なので、どんどんトップのことも教えてもらって、もっと自分のプラスにできたらいいなと思っています」と言及。着実に選手たちの目線も上がりつつある。

 自身も高校時代から日本一を経験し、プロサッカー選手としてもいくつものクラブを渡り歩くなど、シビアな勝負の世界に身を投じてきたからこそ、佐藤監督は最終的に大事にしたい部分も明確に持ち合わせている。

「監督をやっているといろいろなことがあるとは思いますけど、監督がつまらなそうな顔をしていたら選手もつまらないと思いますし、サッカーって良い意味で“遊び”じゃないですか。自分もサッカーは遊び感覚で始めたわけで、そこはもちろん勝ち負けも入ってくる“遊び”ということになると思うんですけど、相手の逆を取ったり、相手を困らせたり、こう来たらどういうことをしようとか、そういうことが好きで選手もサッカーをやっていると思うんですよね。そこの部分も引き出せたらなとは考えています」。

 勝負にこだわる姿勢と、サッカーを楽しむ姿勢を両立させるために、新監督が挑む大いなるチャレンジ。「由紀彦さんは熱い監督で、『チャレンジできることはどんどんやっていけ』と言われていて、優しくて接しやすさも感じていますし、そういう面で自分ものびのびとやれるのかなという感じはあります」(浅田)。2024年のFC東京U-18がここからどういうグループへと進化していくのかは、注視し続ける必要がありそうだ。

今季からFC東京U-18の指揮を執る佐藤由紀彦監督

(取材・文 土屋雅史)

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