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FC東京vs広島の対戦はドロー! 両チーム新戦力、大橋祐紀と荒木遼太郎が揃って2戦連続ゴールの打ち合いに

ゲキサカ / 2024年3月2日 16時58分

 広島はセットプレーで敵陣内に迫り続ける。後半19分には満田が右CKを蹴るも、クリアされた。だが少し時間が空き、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入から主審がモニターでチェック。その結果、CK時にD・オリヴェイラのハンドが認められ、広島がPKを獲得した。キッカーは開幕節でPKを蹴られなかった大橋。冷静にゴールを沈め、2試合連続ゴールとなる今季3点目で先制点を奪った。

 FC東京は直後に2枚替え。後半25分、D・オリヴェイラと遠藤が下がり、MFジャジャ・シルバとMF小泉慶が投入された。その直後にFC東京が同点に追いつく。中盤で長友がボールを奪うと、右サイドで仲川がパスを受ける。大外に走る長友が再びボールを収め、PA右からグラウンダーのクロス。ニアサイドで収めた荒木が体をひねりながら右足シュートを決め、2試合連続ゴールとなる今季3点目。1-1と試合を振り出しに戻した。

 FC東京は後半37分、再び2枚替え。仲川と原川に代えて、MF俵積田晃太とMF東慶悟が出場。すると同39分、俵積田が左サイドからドリブルを仕掛け、荒木のファウルを誘発する。主審が笛を吹き、PKの判定。だがVARのチェックにより主審はPA左外でのファウルとした。PA左外で荒木がFKを蹴るが、ゴールには結びつかなかった。

 試合はそのまま終了し、1-1で引き分け。FC東京は2試合連続のドローで今季初白星はお預け。広島は開幕節に続く連勝とはならなかった。

(取材・文 石川祐介)
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