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鹿島、ホーム開幕でC大阪に苦戦もドロー! 植田直通が意地のヘディング同点弾

ゲキサカ / 2024年3月4日 18時35分

1-1のドローに終わった

[3.2 J1第2節 鹿島 1-1 C大阪 カシマ]

 J1リーグは2日、第2節を各地で行い、鹿島アントラーズはセレッソ大阪と1-1で引き分けた。前半は一方的に劣勢を強いられ、後半13分にクロス攻撃からFWレオ・セアラの先生ゴールを許したが、終盤にDF植田直通が今季初ゴールとなる同点ヘディング弾。ホーム開幕戦で勝利こそならなかったが、勝ち点1を掴み取った。

 開幕節で名古屋を3-0で破った鹿島はホーム開幕戦。MF土居聖真に代わってMF藤井智也が先発し、前節後半のメンバーで臨んだ。対するC大阪は開幕節でFC東京と2-2でドロー。DF鳥海晃司に代わってDF西尾隆矢が先発した。鹿島はMF佐野海舟、C大阪はDF毎熊晟矢と日本代表のアジア杯メンバーも共に先発した。[スタメン&布陣]

 最初のビッグチャンスはC大阪。前半18分、鹿島のCKを自陣で阻むと、MF香川真司とMFルーカス・フェルナンデスのパス交換で抜け出し、カウンター攻撃を繰り出した。レオ・セアラがドリブルで運び、フィールド3対2の数的優位に。だが、右に流したパスに走り込んだルーカスが狙うも、GK早川友基のファインセーブに阻まれた。

 その後もC大阪のペースが続き、毎熊のワンタッチパスを起点に鹿島のハイプレスを攻略。前半24分には香川のクロスからFWカピシャーバが右足で狙ったが、これも早川のスーパーセーブに阻まれた。ところが同37分、C大阪はルーカスが右太もも裏を負傷。MF為田大貴との交代を迫られ、為田が左ウイング、カピシャーバが右ウイングに回った。

 そのまま0-0で迎えた後半開始時、鹿島のランコ・ポポヴィッチ監督は藤井に代わってFW鈴木優磨を投入。右頬骨骨折の治療を続けている鈴木は黒いフェースガードを着けてピッチに立った。その後は勢いよく攻められるようになり、立て続けにペナルティエリア内への侵入を見せた。

 さらに鹿島は後半10分、右サイドの高い位置で相手のビルドアップにプレッシャーをかけ、ボールを奪うと、FWチャヴリッチが右に流れながらパスを受けてクロスボールを配球。ゴール前の鈴木には惜しくも合わなかったが、ファーで反応したMF仲間隼斗が右足ボレーで狙う。だが、これが枠外。この試合で最大のチャンスを逃した。

 すると後半13分、C大阪が試合を動かした。左CBのDF舩木翔が相手のプレスを誘い込み、縦のMF奥埜博亮に当てて加速すると、落としを受けたDF登里享平のスルーパスに為田が反応。為田はそのまま縦に仕掛けて左足でクロスを送り、ゴール前でフリーになっていたレオ・セアラが冷静なトラップから左足でねじ込んだ。

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