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[新人戦]立正大淞南が0-2から逆転勝ち。高速レフティーMF山田都愛「次の試合もどんどんやって行こうと思います」

ゲキサカ / 2024年3月15日 23時39分

立正大淞南高はMF山田都愛が右サイドで突破力を発揮

[3.15 中国高校新人大会1回戦 立正大淞南高 3-2 山口県鴻城高 広域補助]

 第16回中国高等学校サッカー新人大会が15日に広島県内で開幕した。立正大淞南高(島根3)対山口県鴻城高(山口3)戦は3-2で立正大淞南が逆転勝ち。立正大淞南は16日の準々決勝で米子北高(鳥取1)と戦う。

 立正大淞南の南健司総監督は「色々なことで甘いことは通用しません、公式戦では。ということが分かったと思う」。選手たちは、真剣勝負で貴重な気づき。2点を先取され、思うように得点を奪えなかったが、また次の1試合を戦うチャンスを勝ち取った。

 前半3分、山口県鴻城はFW山田純大(1年)が左サイドから仕掛けてクロス。捕球しようとするGKの前にFW中村俊介主将(2年)が勇気を持って飛び込み、ゴールへ押し込んだ。

 先制された立正大淞南は登録159cmのボランチ、MF西田樹(2年)らがボールを奪ってから素早い攻撃。181cmCB高麗空飛(2年)が正確な左足フィードを前線へ配球したほか、攻撃の中心・MF山田涼斗(2年)が仕掛けて右足シュートを打ち切るなど反撃する。

 だが、次の1点も山口県鴻城が奪う。14分、中盤右サイドで前を向いたMF清水登翔(1年)が対角のパス。中村が俊足を活かして追いつくと、切り返しからの右足シュートを決めて2-0と突き放した。

 山口県鴻城は中村、山田の2トップが存在感。DFが準備する前に仕掛けて突破し、ゴール前のシーンを作り出す。だが、立正大淞南は21分、FW岩槻大雲(1年)とFW郷原巧実(2年)が連続で強引な仕掛け。郷原が自ら獲得したPKを右足で決め、1点差とした。

 立正大淞南は後半7分、同点に追いつく。右サイドで推進力のある動きを見せていたSB禹導勳(1年)が前線へボールをつけると、交代出場FW北川天晴(2年)がゴールへ向かうタッチから右足シュートを突き刺した。

 立正大淞南はパワフルなMF豊田寛太(1年)や山田涼らが繰り返し攻め続けて、ビハインドを取り戻した。中でも、南総監督が「ドリブルの加速力があると思う」と評する左利きのドリブラー、MF山田都愛(2年)が目立つ動き。「自分はスピードがあるので、もうぶっちぎれると思って思い切って縦行ったり、相手の重心を見ながら臨機応変に。(今日は)前半から上手く自分が絡めない中で、『後半、絶対自分でやってやろう』という気持ちで行ったんですけど」という山田都はチーム屈指のスピードを活かしてDFの前に出るなどゴールへ迫る。

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