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日本vs北朝鮮 試合前日の森保一監督会見要旨

ゲキサカ / 2024年3月20日 16時7分

―三笘や伊東ら主軸を欠いている。
「基本のコンセプトがある中での戦いをするということでは変わらないが、選手が代わればやることは同じでも、表現することが多少違ってくることはあると思う。明日の試合、おっしゃった選手たちがいない分、違った戦い方、選手個々の力とコンビネーションが逆に出せるかなと思っている。ケガやアクシデントで招集できない選手のことについてはチームとしても痛いところではあるが、選手たちが一番残念な思いをしていると思うので、まずは選手たちの回復を願っていきたいと思う。日本にはたくさんいい選手がいるし、俺がやってやるという選手もいる。明日出てくれる選手は、今の日本の中でベストと思う選手を招集しているので、その選手が思い切って躍動してくれる、難しい試合の中で覚悟を持ってファイトすること、粘り強く戦うことを表現してくれることを期待したい。コンセプトはあるが、状況状況によっていろんな戦い方ができるチームが強いと思う。一つのやり方を通すのも大事だが、いろんな状況があるので、そこに対応できるようにチームとしてこれまでも経験を積んできている。明日も試合の状況によって戦い方をしっかり選択できるようにできればと思う」

―昨日は冒頭30分間が非公開だったが、その意図は。
「昨日合流した選手もいるし、ボールを使ったノーマルなトレーニングが全体でできない中、戦術的な共有をするということでスタートは全員で負荷のかからない状態で戦術の共有をしたのちに、トレーニング組とリカバリー組に分かれてトレーニングをした。アジアカップで思ったような結果が出なかったから特別何かを変えたというよりも、これまでも過去の試合を振り返って、成果と課題を次の試合に向けてポジティブに変換していく、生かしていくことをやってきた中で、明日の試合に向けて必要なことを昨日は戦術確認した」

―小川航基はゴールにこだわりたいと話していた。FWに求めることは。
「FWとしては得点を取ってもらいたい、得点に絡むところを期待したい。取るべく選手が得点を取れば、チームとしてもいい戦いの流れになると思うし、期待したいところではある。同時に全員攻守というところはアジアで確実に勝っていく、世界で勝っていくために大事になる。前線から守備に貢献してもらえるように役割としては要求していきたいと思っている」

―アジアカップ後初の活動だが、チームに働きかけたことは。
「選手たちを見て感じていることは、みんなアジアカップの結果に対して悔しい思いを持って、また代表活動に集まってきてくれている。アジアカップで負けたから課題があるわけではなく、それまでも課題はあったし、いつもどおりの成果と課題の振り返りをやって、明日の試合、そしてこれからの成長につなげていけるというミーティング、声かけはしてきた。アジアカップで悔しい思いをしたところでは、参加している選手もそうでない選手も、次に向けてよりすべてのクオリティーに厳しさを持って前進しないといけないというところは持ってくれていると思う。チームとして上向きになるようにという私の特別な働きかけはしていない」

―同じ相手との2連戦だが。
「基本は目の前の試合に全力を尽くす、一戦必勝の覚悟を持って戦うことが大切。選手のコンディション等々を含めて次の試合も考えてであったり、明日の試合を踏まえて相手も戦い方を変えてきたり、いろんな想像はして、想定はしているが、まず明日の試合に全力を尽くしたうえで次に向かっていければと思っている。我々も見られるかもしれないが我々も見ることができる。そこはイーブンな中で自分たちの持っている力を100%発揮できるように、第2戦はホームとアウェーの違いはあると思うので、そういうところの想像はして、覚悟を持って準備して選手が思い切ってプレーできるようにしたい」

(取材・文 西山紘平)
●北中米W杯アジア2次予選特集

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