U-23日本代表MF川崎颯太は“ホーム”で日の丸披露へ…大学卒業式欠席で代表優先「恩返しにつながる」
ゲキサカ / 2024年4月1日 7時5分
“ホーム”で日の丸を背負って戦う。U-23日本代表は22日にサンガスタジアム by KYOCERAでU-23マリ代表と対戦。21日の練習を終えた京都サンガF.C.のMF川崎颯太は「サンガサポーターの皆さんの目の前で、堂々と戦っている姿を見せたいという気持ちが前日練習でより一層強まった」と意気込みを口にした。
4月のパリ五輪アジア最終予選を兼ねたU23アジアカップに向け、大会前最後の合宿となる。し烈なメンバー争いにもなるなか、川崎は「ここでのプレーの質が今後の最終予選やオリンピックにつながる。ただの親善試合ではなく、自分の将来が懸かった大事な一戦。そういう覚悟で戦いたい」と語気を強めた。
京都では直近でインサイドハーフとしてプレーする機会も多いが、代表ではもともとのポジションで戦う。「やっぱり中盤の底をやる機会がおそらくある。(マリは)身体能力が高いと思うが、カウンターの目を潰して二次攻撃、三次攻撃につなげていく」。今季リーグ戦4試合2ゴールという得点力にも期待。「チャンスと思ったら自分が得点を取りに行くところやアグレッシブな姿を見せたい」と意欲を見せた。
21日は自身が通った立命館大産業社会学部の卒業式もあった。会場はサンガスタジアムから電車で約1時間の距離ということもあり、「行けなかったこともなかったかもしれない」と揺れる気持ちを吐露。学長表彰も受けていたなかで、それでもオリンピックへの気持ちを優先して苦渋の選択をした。
「自分自身オリンピックに出たいという気持ちがあるなかで一日も無駄にできない。それが親や大学のいろんな方々への恩返しにつながる。出られないのは非常に申し訳ないし、大学の先生にも申し訳ないという気持ちは伝えた。みんな応援してくれたので、こっちで欠席した分のパフォーマンスを見せるだけ」
アフリカ勢との対戦は「おそらく僕も初めて」と語るも“いい経験”では終わらせない。「勝ちにこだわる姿勢が最終予選につながる」。あくまで勝利を求めて、ホームでの躍動を誓った。
(取材・文 石川祐介)
●AFC U23アジアカップ2024(パリ五輪アジア最終予選)特集ページ
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