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5646日ぶりのJ1勝利に東京V・城福浩監督「クラブの歴史を背負って苦しい中から這い上がる第一歩」

ゲキサカ / 2024年4月3日 21時50分

城福浩監督

 東京ヴェルディは3日、敵地で行ったJ1第6節の湘南ベルマーレ戦を2-1で制して今季初勝利を手にした。昨季の昇格プレーオフを優勝して2008シーズン以来のJ1を戦うチームにとって、同年10月18日の大宮戦(○1-0)以来5646日ぶりのJ1での勝ち点3獲得となっている。

 先制を許す苦しい展開だったが、後半31分にDF谷口栄斗のゴールで追いつくと同41分にFW山見大登が逆転弾を決めて待望の白星を掴んだ。山見はガンバ大阪からの期限付き移籍で加入した選手。試合後のフラッシュインタビューで「自分の中で勝たせたいという思いがあった」と伝えたが、その意気込み通り東京Vでの初ゴールが歴史的な勝利を掴むものとなった。

 また、フラッシュインタビューで城福浩監督は「自分たちの目指しているものをやり続ければ、必ず勝ち点3を取れると思っていた」と振り返りつつ、勝つことで選手に自信をつけさせたかったという。雨中の一戦、ミッドウィーク開催、アウェーゲーム、先制を許す展開と苦しい試合で手にした1勝は「クラブの歴史を背負って苦しい中から這い上がる第一歩」と力強くコメントした。7日に行う次節の柏戦はホームゲーム。多くのサポーターの前で2連勝となるだろうか。
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