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果敢に先制点導いた神戸FW宮代大聖「ああいうプレーが相手に脅威かなと」すでに今季4ゴール飛躍の要因は…

ゲキサカ / 2024年4月13日 23時16分

ヴィッセル神戸FW宮代大聖

[4.13 J1第8節 町田 1-2 神戸 国立]

 果敢に仕掛ける姿勢が先制ゴールを導いた。ヴィッセル神戸FW宮代大聖は前半45分、ゴール正面で町田DFチャン・ミンギュと正対すると、近くを走るFW武藤嘉紀を囮に使ってドリブル突破を開始。ペナルティエリア右を攻め込んでから武藤にパスを送り、ここからのこぼれ球がMF山内翔の先制点につながった。

「相手とうまく入れ替われて、そのままよっちくん(武藤)にパスを出そうとしたけど、いい動きをしてくれた。シュートまで行ければ良かったけど、相手が食いついてきたので、そこでよっちくんにうまく出せた。結果的にそれがゴールにつながったし、ああいうプレーが相手にとって脅威かなと思う」

 そんな宮代は試合前、プロ初先発を控えた山内にメッセージを送っていたという。「アイツもずっと頑張っていたので。自分も点を取りたかったし、絶対に決めろよって試合前から言っていた。いい選手だし、お互いが切磋琢磨して頑張っていきたい」。宮代は川崎Fから、山内は筑波大からとキャリアは異なるが、今季の新加入コンビで結果を出した。

 宮代は今季、第3節から4-3-3のインサイドハーフで先発出場を重ね、すでに4ゴールを記録。FW大迫勇也、FW武藤嘉紀ら欧州経験豊富なストライカー陣をしのぎ、チームトップの結果を出している。

 飛躍の要因について宮代自身は「自分のやるべきことをこなすのは意識しているし、どんどん前にプレーすることがいい結果につながっていると思う」と分析。また速攻主体の神戸でプレーするにあたり、少ない人数で攻め切るスタイルへの適応にも手応えを感じているようだ。

「前線にそんなに人がいないこともあるし、個人で突破しないといけない場面も結構あるけど、そういう部分のチャレンジは自信を持っていた。フロンターレでは人が近くにいたぶん、逆にいない時にどう崩すか、最初は違和感があったけど、徐々に慣れてきたと思う」

 この日はFW大迫勇也の負傷欠場により、FW佐々木大樹との2トップでプレーし、好連係も披露。「前にサコくんがいない状況だったけど、やることは変わらない。前でボールを収めるところ、前にプレーしていく、推進力を出していくのは意識していた」。個人能力が問われる環境下で存在感も増大。2000年代屈指の万能ストライカーが充実の日々を過ごしている。

(取材・文 竹内達也)
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